人間関係を円滑にする嘘のつき方[ついていい嘘・悪い嘘]

ついて良い嘘 悪い嘘 人生を好転させるテクニック
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嘘には絶対についた方がいい嘘と絶対についてはいけない嘘がある

ついていい嘘と悪い嘘の見分け方を知ると悩みが減る

「嘘はいけない」と教わりながらも、小さな頃から大人になるにつれて「嘘をついてはいけない」という言葉に違和感を覚えたことはありませんか??

 

大人たちが平然と嘘をつくことに戸惑い、「ついて良い嘘」があるということを学ぶまで、何度も「嘘」と「本当のこと」の間で心が揺らぎ、悩むこともあるでしょう。

 

いつの間にか自然と嘘がつけるようになるのは、何度も人間関係で失敗を繰り返しながら空気を読む力を高めた結果であり、それまでは、どんな嘘がついて良いかなど分からないのも当然と言えます。

 

嘘には、相手のためにつく嘘、自分のためにつく嘘があり、それぞれについて利益の嘘と不利益の嘘があります。それらを知ることで、「ついて良い嘘」、「ついて悪い嘘」、「つくべき嘘」、「絶対についてはいけない嘘」とある程度分類することができるようになります。

真実を暴く正義感は使い方を誤れば人を傷つける武器になる

嘘をついてはいけないという教えの悪い弊害の一つが、「本当の事」を告げることが正しいという考えが広がることです。

 

公共の利益を目指す側の組織や、個人を上回る力を持つ集団が真実をねじ曲げることは、個人の利益を脅かすために禁止されて当然ですが、個人対個人の間で取り交わされるやり取りの中では、「本当の事」よりも、相手との関係性を維持するには何がベストかを考える必要があります。

 

本当の事を言って傷付けてしまったという経験がある人もいるでしょう。中には、相手を傷つけるつもりはなかったのに相手が傷付いてしまったという経験をしたことのある人もいるのではないでしょうか。

 

誰がどんな言葉に傷付くのかは、相手の年齢や性格、置かれた環境によって全く異なります。

 

もちろん、ある程度は一般的な考え方というのがあり、これを言えば傷付くということが分かることもあります。

 

「体重増えたね」というのが、相手を傷つける言葉という認識は文化背景が同じ場合には共通の事がほとんどです。ただ、太ったと思う時の基準体重が文化によって異なっていたり、ベストな身長と体重の割合というのは、国によっても、地域によっても、そして個人によっても異なる面が多々あるため、「体重増えた」という言葉がネガティブなものとは限りません。

 

容姿のこと、成績のこと、性格のことなど、誰かを形作る要素の全てには、客観的な物の見方と主観的な物の見方があり、客観的な判断は時代によって変化しやすく、主観的な物の見方はそれよりもさらに多様性があるものです。そして、客観や主観で判断した真実を伝えるかどうかも、時に正しく、時に間違っているという、正解のないものになります。

 

例えば、1ヶ月前より5キロ太った人に、「私太っちゃって」と言われて、「そうだね」と返すことは、時には正解で、時には不正解になります。仲の良い人同士が、励まし合うために真実を伝え合うのは親愛の情からですし、知人関係にある人同士が「そんなことありませんよ」と相手が引け目を感じている事柄についてショックをやわらげてあげることは、親切心や人間関係を円滑にしたいという気持ちからです。

 

そのため、嘘をつくことについて、絶対の正解を導き出せるルールは存在しません。

 

相手との関係性や、集団における立ち位置によって嘘を付くことが良しとされる時と、嘘を付くことが悪いことになる場合があるという事です。

自分の非を隠すための嘘は、いつかは不利益となる嘘

それでも、つかない方が良い嘘というのはあります。

 

自分の非を隠すためにつく嘘はその一つです。

 

仕事でのミスや、みんなで作っていたものを壊してしまったというミスをした際に「誰がやったの?」という言葉に「知りません」と答えるのは、自分の非を隠すための嘘です。

 

浮気を否定する、遅刻を嘘の理由で隠すなどは、明らかに自分に非があるにも関わらず、非を認めない嘘の例ですが、こうした嘘は、後味の悪い嫌な思いを引きずることになります。

 

また、非を認めないタイプの嘘は、つき続けることで癖になりやすく、嘘に嘘を重ねていくことで、自分を不利な状況へ追い込んでいくことにもなります。

 

仕事でのミスを認めずにいるという事は、いつまでたっても同じミスを繰り返しやすく、成長しない人間になり、相手からの信頼も得られなくなっていきますし、非を認めないことで自分を正当化する癖がつきます。

 

交際相手に嘘を重ねることは、相手の信頼を無くすだけでなく、自分自身が相手といても幸せや安心を感じられなくなり、関係性はいつか壊れていきます。

 

その点、ミスをしたことを認める痛みを負ってでも、嘘をつかずに真実を認める勇気を持ち、自分の非を隠す嘘をつかないようにすることは、将来的に自分に利益をもたらします。

 

自分の間違いを素直に認めることで、間違えてしまったところを人に教えてもらい、成長できる自分になることができ、誠実に、しっかりと謝罪をすることで、新しい人間関係を築けるようになります。

 

時には、自分の非を認めるという嘘をつかないことで壊れてしまう人間関係もあるでしょう。それでも、嘘を上塗りし続けることで得る不利益と比較した場合、一時的な嘘でごまかすより、真実と向き合う方がメリットがあることは、実践してみれば実感できるはずです。

相手から何かを奪うためにつく嘘は犯罪者への一歩

人生においては、非を認めないためにつく嘘よりもさらについてはいけない、絶対についてはいけない嘘があります。

 

これは、相手から何かを奪うことを目的とした嘘です。

 

詐欺罪などの犯罪にも繋がるこの手の嘘は、つく側にも、つかれる側にも不利益となります。

 

嘘をつかれた側は、嘘によって何かを奪われることになります。お金や、恋人や友人など、大切にしているものを奪われた人は、大きく傷付き、決して癒えない傷を負うことになります。

 

嘘をつく側は、一生後ろめたさや負荷を背負って生きることになり、時には警察に捕まる事もあるでしょう。

 

嘘をついてまで誰かから何かを手に入れようとする行為は危険です。それが、相手にとって不利益になると分かってつく嘘は絶対についてはいけません。

 

誰かから何かを奪うために嘘をつくようになると、素直に、真っ直ぐに生きる道を失ってしまいます。それは、心の底から楽しいと思う気持ちや、嬉しいと思う気持ちを永遠に得られなくなる可能性があるということです。

嘘をつくのであれば、相手の利益のために嘘をつく

子供から大人に向かって行くうちに、嘘をつく必要がある、嘘をついた方が良いと直感で感じることが増えてくるはずです。それは、嘘をつくことが相手や自分の利益になると思う場合です。

 

自分の容姿や性格を否定している人に対して実際にそれが真実だと思ったとしても、「そんなことないよ」と言うのは、苦しんでいる人の気持ちを楽にするためであったりするでしょう。

 

「うまくいくかな」と、恋愛で苦しんでいる人を見て、「大丈夫だよ。頑張ってみたら」と、あえて嘘をつくことで、励ます場合もあるでしょう。それは、頑張ることに意味があると感じているからだったり、相手の気持ちを先に進めるためにも応援してあげたいと思うからです。

 

絶対にうまくいかないことに挑戦している人を見て、「無理だよ」と言うのは簡単です。ですが、あえて「大丈夫かも知れないから、頑張ってみたら」と励ますことで、相手が頑張り方を学習する場合もあります。

 

恋愛などは、何が転じて上手くいくか分からないものですし、それが受験や資格取得などである場合にも、一度失敗したことで火が付いて、本気で相手が頑張るかも知れません。

 

相手を励ますため、相手を応援するためなら、むしろ嘘はついたほうが良いのです。

 

この手の嘘は、ついているうちに嘘が真実になることもあるからです。

 

「無理だ」と否定されて、かえって頑張る気になったという人も中にはいますが、相手と良好な関係を築きたい場合には、褒めたり励ましたりする嘘をついて、良好な関係を築く方が、長く良い関係を築けます。

 

人間関係を築くのが苦手な人の中には、こうした一種の見え透いた嘘をつくのが苦手という人もいるでしょう。ですが、客観的な物の見方も、主観的な物の見方も、時間の流れで変化していくものなので、自分が思っているよりも、真実は変わりやすいという事を知っておくと、嘘をつくことに抵抗が無くなります。

 

容姿や性格、成績などについての真実は、ある一瞬の出来事に対してだけで、それも、その時に自分が思ったことに過ぎません

 

それが明日も真実だとは限りませんし、常識や流行が変わるように、真実は変化するものです。

 

だからこそ、相手が喜ぶための嘘をつくことは、嘘から素晴らしい未来を導くきっかけになる可能性すら秘めているのです。

 

ただ、あまりにも過ぎた嘘を言ってしまうと相手のためにならないという場合には、言い方を工夫するようにしましょう。太っている人が悩んでいて痩せたいと言った場合に、「本当に太っているから痩せた方が良いよ」と言うのではなく、「今でも魅力的だけど、健康面からは筋肉付けたり、肺活量上げた方が良いかもね」と言ってみるなど、言葉は工夫するだけで相手に伝わりやすく、良い言葉に変わります。

自分を変えるための自分に利益となる嘘も有効に活用しよう

そして、もう一つ、嘘には自分につく嘘というのがあることを忘れてはいけません。

 

自分が思うより、人は、自分に嘘をつく生き物です。

 

よく、勉強や運動を「まあいいか」と途中で投げ出してしまうのも、「頑張ったのにできなかった」と自己評価が高くなるのも、自分に甘い嘘をつくからです。

 

ですが、嘘をつかなければやっていられないこともあるはずです。

 

変われない自分や、頑張れない自分の姿をそのまま捉えても落ち込んでしまうだけという場合です。

 

そんな時は、相手に利益のある嘘をつく時と同じように、自分に利益のある嘘をつくようにします。

 

「自分はきっと大丈夫。頑張れる。明日は頑張れる。来年は成功してる」

 

こうした励ましは、初めは嘘かも知れません。頑張ろうと思った初日に遊んでしまうこともあるでしょう。

 

それでも、自分を励まし続ける、自分に本当はできる奴だと嘘をつき続けることで、それに見合う努力の必要性を感じたり、具体的に何をすれば良いかを考えられるようになることもあります。

 

嘘をつくということは、全てが悪いことなのではなく、変わりたいという願望や想いを口にすることでもあるのです。

 

嘘かどうかは、判断する人によって変わることもあるように、実際にそれが嘘かどうか分からないことも世の中にはたくさんあります。

 

だからこそ、嘘をつくべきではないと決定したり、嘘かどうかを判断することに必死になるのではなく、人間関係を円滑にすることを重視し、相手との関係性にとって得な策を取るようにしましょう。

 

ただし、嘘かどうかに関わらず、相手に不利益になること、自分に不利益になること、つまり、相手や自分を否定する言葉は、避けるようにしましょう。

 

何のメリットにもならないのなら、嘘も、真実も告げるべきではないということです。

 

これは言って良いものかと判断に迷った時には、それが真実か嘘かではなく、相手に取っても自分に取っても利益になるかどうかで判断するようにしましょう。

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