就職・独立に強い資格の仕事内容と年収【土地家屋調査士】

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就職と独立に強い土地家屋調査士は頼れる国家資格

国家 目安勉強時間 1日5時間勉強で 1日2時間勉強で 難易度
1600時間程度 320日 2年程度 A

↓日程と費用のまとめに移動する

土地家屋調査士にしかできない独占業務が職を保障する

土地家屋調査士は誰でも受験できる資格で、独立開業している人の多い仕事になります。

 

家を建てた時には、家がどんな形で、どのように建てられているのかの登記を行う必要があります。

 

家の調査を行い、登記のための書面を作ることができるのが土地家屋調査士です。土地家屋調査士だけが、表題部と言われる登記の部分について処理を代行できることになっているため、国家に認められた独占業務のある仕事です。

 

同じ登記を扱う仕事に司法書士がありますが、司法書士が代行できる登記申請は権利の部分です。これは、住宅ローンを組む際や、ローンを払い終えた際に、抵当権などの権利設定を行う、解除するといった登記申請の部分になります。

 

一方で、土地家屋調査士は、メジャーや測量の機械を利用して土地の境界をはっきりさせたり、建物の形状や構造、面積などを計って図面にし、間違いなく登記申請するのが仕事です。

 

測量 土地家屋調査士 資格

数値を扱い、製図する力が試験において試されますので、難しい資格の1つではありますが、後の独立開業を念頭に置いて社会人として働きながら合格を目指している人も多い資格です。

 

性質上、測量士、測量士補、1級・2級建築士の資格がある人は午前の部は免除されます。(午前の部は測量関係の試験になります)

 

測量士の仕事の内容は調査を行うことですが、登記まで行うことができるのは土地家屋調査士だけです。

 

実際の仕事においては、製図についてはCADを利用します。測量業や土地家屋調査士業向けのCADの学習のシステムなどを利用して仕事を行うことになるでしょう。

 

司法書士の資格を取得している人が、合わせて土地家屋調査士の資格を取ることがあるのは、両方の資格を持つことで全ての登記の作業を一括で行えるからです。

 

土地家屋調査士は、司法書士との連携が大切な仕事と言われますので、独立開業をしたとしても、橫の繋がりが大切な仕事と言えます。

土地家屋調査士の受験資格と日程と費用のまとめ

受験資格

誰でも受験できます。

試験の方法

午前の部:平面測量10問/作図1問

午後の部:

[択一式]不動産登記法・民法他から20問

[書式]土地・建物から各1問

口述試験

筆記合格者について1人15分程度の面接方式による試験

試験範囲と内容

  • 民法に関する知識
  • 登記の申請手続(登記申請書の作成に関わる知識を含む)+審査請求に関わる知識
  • 土地と家屋の調査・測量に関する知識と技能(平面測量と作図)
  • その他土地家屋調査士法第3条第1項1号から6号までに規定する業務遂行に必要な知識

資格試験の日程

年1回の試験です。

試験日:筆記は10月第3週の日曜日

口述は2月中~下旬(筆記試験合格者のみ)

試験時間:午前の部 2時間

午後の部 2.5時間

金額

受験手数料:8,300円

(収入印紙で納付)

申込期間

【願書配布・受付】

7月下旬~8月中旬 各都道府県(地方)法務局で配布・受付

試験会場

東京、大阪、名古屋、広島、福岡、那覇、仙台、札幌、高松の全国9会場

合格発表

合格発表:1月の初旬に筆記の合格発表

口述試験の合格発表は2月中旬

受験案内

法務省

土地家屋調査士の試験内容についての詳細

午前の部は、測量士や建築士の資格があれば免除されることになります。

測量に関する図面の読み取り等の試験内容となっています。

 

高率良く受験するためには、測量士補に別途合格した上で、土地家屋調査士の資格は午後の部だけの受験をするルートを選ぶ方が良いと思います。(測量士補の資格取得についてはこちら)

 

午後の部の試験の難易度は高く、特に記述式の2問についての対策が必須です。

民法と不動産登記法、土地家屋調査士法から出題される択一式の20問と、建物についての記述式一問、土地についての記述式一問を、2時間半以内に全て解答する必要があります。

 

実務との結びつきが強く、仕事のイメージが湧きやすい資格でもあるため、資格取得後の仕事内容が分かりやすい資格試験となっているのは、土地家屋調査士として将来活躍する上でとても役立ちます。

 

電卓の使い方、三角定規の使い方をしっかり頭に入れることで、問題を解く事がスムーズになるでしょう。

三角定規 土地家屋調査士

土地家屋調査士 電卓

 

 

土地家屋調査士に合格するための学校選び

 

土地家屋調査士に合格する方の50%以上が東京法経学院で学習しています。

LECやアガルートなどのその他の資格予備校を経て合格する方もいます。

 

通学と通信とどちらの受講方法も選べますが、土地家屋調査士の勉強を1から行う場合には、7ヶ月程度の通学講座で60万円程度の金額が必要となります。

 

ただ、その他の資格試験の勉強のために既に民法を勉強している場合や、測量士の資格は持っているなど勉強範囲が狭くなるほどに安いパックのプランがあります。

 

計算や三角定規を使った作図などの特定の科目だけを受講する場合には、特定のプランだけを選んで学習すると良いでしょう。

 

どの学習スタイルを選んでも、東京法経学院の模擬試験は受けた方が良いでしょう。

 

初学者向けの講義の予備校比較

学校名 東京法経学院 アガルート LEC
特徴 通信・通学を選択することができます。通学学習があり、テキストの充実度が高いと定評がある。

50%の合格率

通信講座を受けることができます。

金額が安く質が良いと評判です。

自立学習ができる方はアガルートの資料を取り寄せて検討してみて下さい。

DVDとWEB通信、通学があります。

 

金額 通学:60万円程度

通信:45万円程度

通信:30万円程度 通信・通学:40~60万円程度

 

土地家屋調査士の予備校は、現時点では東京法経学院とアガルートの2校が大きく指示されています。テキストの充実度や合格実績、通学や合格後のサポートのことを考えると東京法経学院を選ぶことになります。一方で、高率良く勉強を行い、自立学習で費用を抑えたい場合にはアガルートを選ぶことになるでしょう。

 

資料を取り寄せたり、おためしの講義を受けてみることで相性の良い学校を選び、10月までの試験に備える7ヶ月程度の学習をしっかりと頑張れる方を選ぶことが大切です。

 

学生などで大学生協が使える場合には、学費が減額されるシステムや、大学の地理関係の単位を取得することで測量士補の資格が取得できることがありますので、そうした大学のシステムも活用しましょう。

 

一般教育給付金を利用することで、ハローワークから学習の支援手当を受けられる場合があります。対象の講座に当てはまる場合には、申請を行い学費負担を減らしましょう。

独学で土地家屋調査士を目指したい場合

 

難易度の高さと、図面作成や電卓・数式を扱う試験という特性から、独学合格者の数は少ない資格です。

 

絶対に無理とは言わないものの、少なくとも就職先は測量や建築関係の仕事にするなど、何らかの実務との関連性がないと、学習に時間がかかり、取得までに遠回りをすることになる可能性はあります。

 

独学で合格を勝ち得た方は、東京法経学院が出している土地家屋調査士試験の択一に関する問題集「合格データベース」を何度も解きこなし、かつ、三角定規の動かし方や関数電卓の使用法などは別途動画などで学習の上、合格に辿り付いているようです。

 

合格率は毎年8~9%程度で推移している

 

合格率は毎年8~9%程度で推移していますが、1年程度の期間の学習で合格を目指せる資格です。

 

社会人として働きながら資格取得を目指している人が多い資格です。合格基準は試験の基準点をクリアしていることですので、受験者数で争うというよりは、自分自身の学習度合いで合格が決定する資格です。

 

土地家屋調査士の資格への求人と年収の目安

独立している土地家屋調査士の年収は500万円程度が平均と言われていますが、独立開業した場合には初期コスト(CADの導入や調査に必要な物品の購入など)がかかる上に、安定するまでは収入が低くなるため、年収100万円という人もいます。

 

ただ、なくてはならない仕事の1つですので、橫の繋がりを広げていくことで仕事が増え、年収1,000万円で生活している人もいます。

 

土地家屋調査士会からの求人を見ると、資格取得の勉強中でも採用してもらえる所があります。勉強しながら、土地家屋調査士の仕事に携わっておく事は、独立にも繋がる道になります。この場合、月収は20万円~で、経験者になれば40万円程になります。

 

土地家屋調査士として企業などに就職する場合には、年収は420万円程が平均的です。

 

資格名で求人検索をしてみると、求人数が一定数あることが見えてきます。

Dodaなどの求人サイトで検索してみましょう。

 

ダブルライセンス・トリプルライセンスで就職と独立にさらに強くなる

土地家屋調査士はそれだけでも就職に困ることはなく、また、独立も目指せる仕事です。

 

ただ、登記のプロフェッショナルとして全ての業務をこなしたい場合には、司法書士の資格を合わせて取得する必要があります

 

測量士や測量士補、建築士の資格を合わせて取得することで、建築士の事務所や、測量を専門としている会社への就職をすることができます。

 

また、不動産系の資格になりますので、宅地建物取引士の資格を取得し、売買を主として行う不動産業界での調査の仕事やコンサルティングの仕事のために土地家屋調査士の資格を使用することもできます。

 

金融関係には外資系企業なども多くありますので、資格を生かして金融関係に就職する場合には、年収1,500万円以上の高収入を狙うこともできます

 

一般的には、土地家屋調査士を目指す方は、現場に出て調査を行うことが多く、作業着に身を包んで現場で調査を行い、それを事務所で書面や図面に起こす作業が多くなります。

 

こうした現場の仕事の場合には、職人気質の強い人の集まりになりますので、人と人との繋がりは大切にしながらも、言うことは言う、という独特の職人文化の中に身を置くことになると思います。

 

元々測量士として仕事をしている方が土地家屋調査士を目指すこともありますので、仕事をしながら資格の勉強をして、いずれは独立開業を目指す道を考える場合には、まずは測量関係の仕事を開始しながら、平行して資格取得の勉強を目指すのがベストかも知れません。

 

自分に仕事が合うかどうかを確かめる意味でも、測量士として就職をしてから資格取得を目指すと、お金をもらいながら学習と実地の経験を積めるというメリットがあります。働きながら目指せる資格というのも、土地家屋調査士の大きな魅力と言えます。

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