就職に強い年収アップを狙える国家資格【危険物取扱者甲種】

危険物取扱者甲種 資格 就職・独立に強い資格
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危険物取扱者甲種は全都道府県での就職に強い国家資格

 国家 スタート地点 目安勉強時間 1日2時間程勉強した場合 難易度
理系の人 50時間程度 1ヶ月程度 B-
文系の人 乙種からで150時間程度 3~4ヶ月程度

↓日程と費用のまとめに移動する

危険物取扱者甲種は化学系企業への就職に使える資格

一定数量以上の危険物を貯蔵している施設や取り扱う化学工場、ガソリンスタンド、石油貯蔵タンク、タンクローリー等の施設には、危険物を取り扱うために必ず危険物取扱者を置くことが義務付けられています。

 

危険物取扱者の資格は、難易度の高い順に甲種>乙種>丙種と資格が3つに分かれていますが、それぞれに取り扱える危険物の内容が違います。ただ、最上位の資格である甲種資格を取得すれば、全ての危険物が扱えるようになります

 

理系大学を出ている人、または甲種資格取得者といった形式で、化学系企業が求人募集をしている事があります。化学系企業への就職を希望している場合には、危険物取扱者甲種の資格を取得すると良いでしょう。

危険物取扱者甲種の資格には求められる受験資格がある

乙種と丙種については受験資格はありませんが、全ての危険物の取扱が許可される甲種資格については、受験資格が存在します。そのため、以下の要件に当てはまらない人で、危険物取扱者の資格を使用したいと考えている人は、乙種第4類から取り始め、乙種資格を指定の4つ取得してから甲種を受験することになります。

 

甲種受験の条件大学で化学系学科に所属して卒業している

大学で指定の化学系科目を15単位以上習得しているなど

 

上記の条件に当てはまらない場合に甲種受験をするには、乙種の資格を1つ取得して2年以上の実務経験を積むか、乙種の指定科目①~④を取得すると、受験資格を得ることができます。

① 第1類又は第6類 ② 第2類又は第4類
③ 第3類 ④ 第5類

 

危険物取扱者甲種の資格が生かせる就職先

倉庫やビルなどの施設管理のために使用する

倉庫やビルなどの施設管理のために危険物取扱者の資格が求められる場合があります。企業によっては、倉庫で危険物を保管している場合や、危険物を取り扱う場合があるため、管理者の求人には資格取得者歓迎と記されていることがあります。

 

甲種の資格取得者でなければ取り扱えない物を扱う施設などでは、甲種資格取得者を求めているため、就職に有利にはたらきます。

化学系企業等に勤める

危険物を取り扱う企業では、危険物取扱者の有資格者の求人を出していることがあります。甲種の資格を取得している事で、実験や研究に関わる仕事に就くことができる場合もあります。実験・研究に携わる仕事をしたいと考えている方は、取得していると強いアピールポイントとして使用することができます。

 

危険物取扱者 甲種

危険物保安監督者を目指す

乙種、甲種の資格を取得して、6ヶ月以上の実務経験を積む事で、危険物保安監督者を目指すことができます。危険物を取り扱う該当施設では、施設毎に危険物保安監督者の設置義務があるため、企業はなるべく多くの危険物取扱者の資格保有者を求めています。

6ヶ月以上の実務経験者に対して施設の所有者が選任を行い、市町村に届け出ることで危険物保安監督者として働けるようになります。

 

資格取得後、資格を仕事で使用する場合には講習の受講を忘れないようにしよう

危険物取扱業務に従事している間は、最初の年と、その後は3年毎に保安講習を受ける事が義務付けられています。講習があることを忘れないようにしましょう。


 

危険物取扱者は毒劇物取扱者とはどう違うのか?
毒劇物取扱者は、薬剤師、または指定科目を扱う化学系大学を出ている人は自動的に取得できる資格です。そのため、毒劇物を取り扱う薬局、ドラッグストア、販売業者が取得することの多い資格です。
根拠法令が異なるため、扱える内容に違いがあります。毒劇物取扱者の資格を取得したい方は、各都道府県の資格取得案内を確認し、受験すると良いでしょう。求人数の多い資格ではありませんが、職種によっては取得を勧められることのある資格です。
ドラッグストアや薬局で働きたい人のための資格には、登録販売者があります。

危険物取扱者甲種の受験資格と日程と費用のまとめ

受験資格の主なもの

大学で化学系学科に所属して卒業

大学で15単位以上指定の化学系科目を修了

乙種の指定科目の資格を4つ取得している

試験の方法

マークシートによる五肢択一式

試験範囲と内容

  1. 危険物に関する法令(15問)
  2. 物理学及び化学(10問)
  3. 危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(20問)

資格試験の日程

47都道府県の支部毎に受験日程が違います。

都道府県によって回数が異なりますが、東北地方などの寒い地域の受験数が多くなっています。(年2回~15回程度)

試験時間:2時間30分

金額

受験手数料:6,600円

申込期間

【電子申請】電子申請はこちら

【受付:窓口申請】

各道府県 (一財)消防試験研究センター各道府県支部
東京都 (一財)消防試験研究センター中央試験センター

試験会場

申込み先の各都道府県が指定した場所

合格発表

支部毎に異なります。最短で試験日当日~1ヶ月程度までには発表されます。

ホームページ上で確認可+郵送

受験案内

一般財団法人 消防試験研究センター

危険物取扱者の試験は、どの都道府県で受験しても大丈夫です。試験日程などに合わせて、受験場所を決定しましょう。

危険物取扱者甲種の試験内容の詳細

試験範囲内で良く問われる内容には、以下のようなものがあります。

法令関係:保安講習、予防規程、定期点検、保安距離、給油取扱所基準、消火設備、運搬基準、移送基準、義務違反への措置

基礎物理学・性質・火災予防・消火:指定数量の計算、物質三体、静電気、物理変化、化学変化、有機化合物、燃焼原理、消火三要素、消火設備

危険物取扱者甲種に合格するための学校・テキスト選び

危険物取扱者乙種甲種は、独学でも十分合格可能です。乙種から4科目受験してきた人は、既にかなり学習を進めた段階にあるので、もうひと頑張りで合格を達成できるでしょう。

理系出身で、受験資格を満たしている方の場合にも、集中して勉強をすれば、1~2ヶ月で十分に合格可能だと思います。

定番の参考書

過去問題集の決定版

物理・化学が苦手な方向け

 

(※テキストには相性がありますので、必ず中身を確認してから購入しましょう)

 

ただし、一定期間内に確実に合格したい、勉強のスケジュールを自分で立てるのが苦手といった方や、質問できる環境が欲しい場合には、通信教育を利用すると良いでしょう。

ヒューマンアカデミー JTEX 産業能率大学 SAT
19,800円 19,800円 23,100円 25,800円~29,800円

移動中などに携帯などで学習したい人は、テキスト学習ではなく、アプリで学習するSATを利用すると良いでしょう。

 

一般教育給付金を利用することで、ハローワークから学習の支援手当を受けられる場合があります。対象の講座に当てはまる場合には、申請を行い学費負担を減らしましょう。

危険物取扱者甲種の合格率は毎年32~39%程度で推移している

合格率は32~39%程度で推移しています。試験科目ごとの成績が、それぞれ60%以上の場合に合格となる絶対試験のため、しっかりと勉強して臨めば十分に合格可能です。

 

甲種試験については、きちんと勉強していなければ合格は難しい試験です。申込みをしたら、十分に勉強して試験に臨むようにしましょう。

危険物取扱者甲種の資格への求人と年収の目安

危険物取扱者の資格の魅力は、全国区で仕事を探せることです。危険物の取扱の多い、寒い地域の求人数が多くなります。

 

化学系企業に就職する場合などは、年収が高めになりますが、年収は、400万~600万円程度です。ただ、研究系の職種の場合には、年収未公開求人が多い事、登録制の求人サイトでしか扱っていない求人等もあるため、さらに高い年収を目指すこともできます。

 

ただ、本格的に研究職として働く場合には、実験器具を扱ったことのある経験など、大学での実験・実習の経験が問われることもあるため、どのような過程を経て甲種資格を取得したかによって、就職先の希望範囲は異なると言えるでしょう。

 

派遣社員として実験補助や保守管理等の仕事に就く場合には、時給1,500~2,000円程度で働ける場合があります。求人数は多くはないため、希望の職に就けるかどうかは求人が公開されている時期にもよります。

 

化学系知識を活用する仕事の多くは、危険を伴う仕事です。責任感が強く、周囲の人に必要な物資やサービスを届けながらも、危機管理に優れた人材として活躍したいと考える人に向いている資格です。

ダブルライセンス・トリプルライセンスを目指すなら電気系資格も取得しよう

危険物取扱者に加えて、第二種電気工事士の資格を取得すると、倉庫やビルなどの施設管理の仕事で有利に働きます。

 

さらに上位の電気系資格として、第三種電気主任技術者試験の取得を目指すと、高年収で働けるようになるでしょう。

 

危険物取扱者甲種の資格を取得することで、化学系企業で働くチャンスが出てきます。実生活の上でも役立つ知識を身につけるため、乙種資格からさらに上位資格を目指して、就職のためなど、個人の目的に合わせて資格取得を目指しましょう。

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