全国規模で就職に強い国家資格【浄化槽管理士】

浄化槽管理士 資格 就職・独立に強い資格
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浄化槽管理士は地方・市街化調整区域等の就職に強い国家資格

国家 受験スタイル別 目安勉強時間 1日1・2時間程勉強した場合 難易度
試験を受けて資格取得 200時間程度 4~6ヶ月程度 B-
講習を受講して資格取得 80時間 13日間の講習 C

↓日程と費用のまとめに移動する

浄化槽管理士は地方・市街化調整区域等で需要の高い資格

農地の多い地域や、都市部の中でも市街化が調整されている地域では、下水道の完備はされておらず、代わりに浄化槽による下水の処理が行われています。

 

建物が密集した地域や、人が多く住んでいる・利用している場所においては、指定の処理場に向かう下水パイプを通すことで、地域一帯の汚水処理を一気に行えるようになる下水道を通して集合的に汚水の処理を行うことに大きなメリットがあります。

 

ただ、人家がまばらな地域においては、この処理方法ではパイプを通すコスト、処理場を維持するコストが高くなるため、地方や市街化調整区域においては、浄化槽による汚水の処理が行われています。

 

浄化槽を使用している地域では、かつては汲み取り式や、し尿のみの処理を行う単独処理浄化槽が主流でしたが、現在では、風呂場や生活排水による汚水の処理も併せて行うことのできる合併処理浄化槽へと移行が進んでいます。

 

下水道処理に近い処理能力を持つ合併処理浄化槽のおかげで、洗剤などを含む生活排水が地域の河川や農業用水の中に入り込むことがなくなるため、合併処理浄化槽の導入を進めること、その点検や浄化槽の管理・汚泥の抜き取り等ができる人材が求められています。

 

特に、就職地域にこだわりのある人で、浄化槽を使用している地方・市街化調整区域等での就職を考えている人は、浄化槽管理士の資格を利用した就職を考えてみると良いでしょう。市街化調整区域の場合は、地方に限らず、大都市圏にも就職先があります。

 

浄化槽整備士 資格

浄化槽管理士の資格を取得する2つの方法

講習を受講し、最終日の考査に合格して資格を取得する

浄化槽管理士の講習は、毎年数回程度全国で8カ所ほどの都市で開かれています。13日間・80時間のプログラムを受講し、最終日の考査試験に合格すれば資格を取得することができます。

 

講習で資格を取得する場合には、場所によっては宿泊費等がかかること、13日間のプログラム全てに参加しなければならないことが人によっては困難な条件になるでしょう。ただし、講習を受けた後の考査の合格率は80%~90%程度と高いため、確実に合格したい場合には講習を受講した方が得策であると言えます。受講料は129,700円です。

 

就職後に受講料を企業が支払って講習を受けるルートもあるため、資格取得より就職を優先させるという方法も考えてみましょう。

独学で学習して年に1度の浄化槽管理士の資格試験を受ける

独学での合格も十分可能です。確実に合格したい場合には、余裕を持って半年程度は勉強の準備を行う必要があります。ただ、講習を受けて合格するというルートがあるため、予備校や通信教育等による受験合格のノウハウが確立されていないことが、欠点となります。

誰かに教えてもらう方が性に合っているという場合や、13日間の講習を受ける余裕がある場合には、講習を受講して、実践としての技能も教えてもらいながら浄化槽管理士の資格を受講すると良いでしょう。

浄化槽管理士として就職するには

全国の市街化調整区域・農業地域・海沿い・山岳地帯等に、浄化槽を導入している地域を管轄して管理業務・点検・汲み取り等を行う企業があります。

 

点検を主に行う企業から、汲み取りや、浄化槽の修理・取り替え等を行うメーカーまで、地域によっていくつかの浄化槽関連の会社があります。

 

上下水道のインフラの敷設には多大な金額がかかるため、農業地域等では、今後も浄化槽による下水道の完備が続くと思われます。浄化槽自体は、技術の進歩により汚水処理の能力の高いものへと変化していく可能性が高く、そうした新しい技術に対応できる人材が求められることになるでしょう。

 

下水道・浄化槽等は人が安全に・衛生を保って生きていくために無くてはならない仕事です。こうした、汚水の管理に関する技術や知識は、発展途上国においても重要なため、海外で支援の仕事をしたいと考える人にとっても、学んで役立てることのできる知識と言えます。

浄化槽管理士の受験資格と日程と費用のまとめ

受験資格

誰でも受験できます。

試験の方法

マークシート式

午前:50問 午後:50問

試験開始30分後から退席可能

試験範囲と内容

  1. 浄化槽概論
  2. 浄化槽行政
  3. 浄化槽の構造及び機能
  4. 浄化槽工事概論
  5. 浄化槽の点検、調整及び修理
  6. 水質管理
  7. 浄化槽の清掃概論

資格試験の日程

年1回:10月下旬

試験時間

午前:2時間30分

午後:2時間30分

金額

受験手数料:20,200円(消費税 非課税)

申込期間

7月上旬~8月初旬頃まで

郵送により申込書を請求(1部200円)

試験会場宮城県・東京都・愛知県・大阪府・福岡県 試験会場等は、受験票送付の際に案内合格発表試験後2ヶ月以内にサイト上と郵送にて発表
受験案内 公益財団法人 日本環境整備教育センター

浄化槽管理士の資格を講習で取得する場合

受講資格

誰でも受験できます。

最終日の試験

最終日に2時間の考査試験

講習の内容と講義時間

  1. 浄化槽概論:8時間
  2. 浄化槽行政:4時間
  3. 浄化槽の構造及び機能:22時間
  4. 浄化槽工事概論:4時間
  5. 浄化槽の点検、調整及び修理:30時間
  6. 水質管理:10時間
  7. 浄化槽の清掃概論:2時間

浄化槽設備士資格取得者が講習を受講する場合にで、受講一部免除を選択する時には、教科目の(1)及び(4)が免除されます。授業は免除できますが、最終日の考査試験の免除はありませんので、受講していない部分も試験に出ます。

受講日程

 80時間(13日間)

講習受講金額

129,700円

(※浄化槽設備士資格取得者で受講一部免除を選択する場合には、120,200円)

申込期間と受講会場

北海道・宮城県・東京都・新潟県・愛知県・大阪府・福岡県において、実施

多いところで年6回・少ないところで年1回開催

申込書費用(1部300円)

受講申込期間:1ヶ月半~2ヶ月程度前から

※定員に達すると早く締め切ります

受講案内 公益財団法人 日本環境整備教育センター

浄化槽管理士に独学で合格するための勉強方法

浄化槽管理士の資格は、独学でも十分に合格可能と言われていますが、講習を受講して合格する道があるため、試験対策本等の数は少ないと言えます。

過去問で試験対策

仕事と仕組みを理解する

得点アップに

いくつか本を手に取り、中身を確認しながら、過去問、参考書を選びましょう。ただ、参考書自体の数が少ないので、あまり選択肢はありません。(※テキストには相性がありますので、必ず中身を確認してから購入しましょう)

浄化槽管理士の合格率は毎年19~25%程度で推移している

浄化槽管理士は、受験者数自体が1,000人程度とかなり少ない資格であり、合格率はその中で20%程度のため、試験で合格して資格を取得する人の数は少ないと言えます。

 

しっかりと勉強することで合格は十分可能ですが、勉強の仕方で悩んでしまう人の場合には、講習を受講して資格取得をする道も考えて良いと思います。

浄化槽管理士資格への求人と年収の目安

浄化槽管理士の資格の魅力は、全国区で仕事を探せることです。

 

都市圏であっても、市街化調整区域はありますので、浄化槽を扱う仕事の求人は一定数常にあると言えます。

 

年収は、300万~500万円程度が多くなりますが、浄化槽設備士、浄化槽技術管理など、上位資格等を取得することで、年収アップが目指せます。基本的には、正社員での募集の多い仕事です。

ダブルライセンス・トリプルライセンスを目指す

浄化槽だけではなく、上下水道についての資格を取得したいという場合には、下水道技術検定など、下水道関連の資格の取得を目指すこともできます。また、公害についての知識を深めることのできる、公害防止管理者の資格を取得することで、企業での活躍の幅を広げることができるようになるでしょう。

 

その他、技術系の資格としては、第二種電気工事士の資格を取得すると、倉庫やビルなどの施設管理の仕事で有利に働きます。企業によっては、浄化槽の点検だけではなく、地域の管理業務を兼任しているところもあるため、電気系資格でさらに資格取得の幅を広げると良いでしょう。

 

さらに上位の電気系資格として、第三種電気主任技術者試験の取得を目指すと、高年収で働けるようになります。

 

浄化槽管理士は、衛生や公害に関する知識と、それを生かして地域を守ろうとする意志の必要な仕事です。また、対象地域の家庭を一軒ずつ訪問しながら浄化槽の点検等を行うため、地域の居住者との信頼関係も大切になってきます。人と地域を守りたいという意識の高い人に向いている仕事です。

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