モラハラの特徴の1つは理不尽で激しい束縛をすること

束縛 モラハラ 特徴悩み・疑問
スポンサーリンク
スポンサーリンク

束縛の激しい男には要注意

モラハラ男は理不尽な束縛をしてくる

仕事終わりに旧友と、仕事の流れで同僚と、前もって決めた訳でもなく飲みに出かけることもあると思います。

 

少し帰りが遅くなるかな、というタイミングで一応彼氏に連絡を入れておこうと「遅くなるかも知れない」とメールを入れると、普通の感覚の場合は、

 

「帰り道は気を付けてね」
「遅くなったら迎えにいくよ」
「楽しんできてね」

 

などといった返信が返ってくることでしょう。

 

一方で、これが束縛が当たり前のモラハラ男の場合には、

 

「どこに誰といる?」
「何時に帰る? ってか、返事しろよ」
「本当に女と一緒? 男もいるんだろ」

 

などといった、圧力のあるメールが返ってきます。

 

お付き合いをしている段階でこのような態度が見られたら、今後結婚にまで発展した後に地獄が待っているかも知れません。

 

モラハラ男の特徴の1つに、理不尽な束縛をしてくるという傾向があります。

 

自分が飲み会に行く場合には連絡もせずに朝帰りなど当たり前で、仕事で忙しいとか、仲間との飲み会だからとか、いくらでも言い訳をして好き勝手に出かけて行きます。

 

一方で、彼女が突然飲み会になど出掛けようものなら、あらぬ疑いをかけまくり、人格を否定するような言葉までかけてきます。

 

「どうせ男といるんだろ」
「もう俺たち別れようぜ」

 

一体何が起きているんだとばかりに激しいメールを送ってきたり、鬼のように電話をかけてきたり。

 

何も悪いことはしていないにもかかわらず、あわてて同棲している家に帰るとふてくされ、ひねくれた男が待っていて、あなたが謝るのを待っています。

 

そこで、「あなたも勝手に飲みに行くでしょ」と言ったところで、「俺は男だから」という、訳の分からない理論を持ち出し、「俺はいいけど、お前はダメ」というモラハラ男のモラ常識を持ち出してきます。

 

相手に、仕事の飲み会であることや、ただ友人と会っていただけということを何時間もかけて説得し、絶望的に疲れ果ててしまうという経験があるのなら、その男性との結婚は控えた方が身のためです。

モラハラ男の常識は、何があっても曲がらない

 

モラハラ男というのは、モラルハラスメントという言葉の通り、自分の常識を押し通して相手に嫌がらせをするのです。

 

自分が正しいという世界で生きている人の考え方を変えることなどできるものではりません。

 

客観的に考えれば、法律で縛られている訳でもない男女の関係において、こうしなければならないという規律すらなく、さらに、良識に当てはめても、友人や仕事仲間と交友を深めることには何の問題もありません。

 

しかし、モラハラ被害にあっている女性ほど、「自分に落ち度がある」と考えてしまったり、「この人の考え方を変えてあげなくちゃ」と、使命感に燃えてしまったりするのです。

 

自分に落ち度があるのかも知れないと考える人は、早めにメールで連絡をしておくべきだったなと反省したり、相手が心配になるような交友関係は絶ってしまったり、どんどん相手のペースに巻き込まれていってしまい、ついには仲の良かった友人すら失ってしまうこともあります。

 

また、相手を変えようと努力してしまう真面目で責任感のあるタイプの女性の場合、何時間もかけて説得を試みたり、相手の良心を育てようと必死で相手に向き合って、しかし相手が全く変わらないことに疲れ切ってそのうち仕事も生活も全て嫌になってしまったり、心の病気になってしまうこともあります。

モラハラ男は心に対して暴力をふるう

 

モラハラ男と一緒にいる女性の多くは、逃げ出せないようなワナにかかっていることもあります。

 

好きだという気持ちでさえ、そう思わされているという事もあります。

 

これを逃したらもう彼氏ができないかも知れないという、自分が原因での思い込みで別れられない場合もありますが、それよりは、モラハラ男の常識に付き合わされるうちに、自分の方が間違っているのだろうかと思い込み、相手に合わせて相手の思う通りに動いてしまい、そのうち依存関係に陥ってしまうということがあります。

 

または、「この人を放っておいてはいけない」という、一種の使命感に燃えてしまい、好きという気持ちよりもこの人と居てあげなくてはという思い込みで何年もの時を相手のために費やしてしまう人がいます。

 

モラハラ男のやっていることは、心に対する暴力です。

 

モラハラ男の中には、自分の思い通りに動いている時だけは相手に優しいという人が多いです。

 

その優しさに目を向けて、相手の悪いところは見ないようにしようとしてしまうと、後々もっと苦しむかも知れません。

 

優しさは、心の暴力への埋め合わせや、相手をコントロールするための道具として使われるべきものではありません。

 

持ち上げられたり、急激に落とされたりする内に心は激しく疲弊していくものです。

 

自分を壊してしまう可能性を秘めている相手と一緒にいる必要はありません。

 

恋愛であれば、引くことが、終わりにすることができます。優しいところもある人だったな、と思って終わりにできるのです。

モラハラ男を退治するには相当な覚悟と体力がいる

 

それでも、モラハラ男と付き合い続けるとしたら、自分が強くなり、相手と対峙する覚悟を持たなくてはなりません。

 

負けじと言い返し、負けじとやり返すくらいのことができなくては、あなたの心だけが傷付き、弱っていってしまうからです。

 

世界は、思っているよりは狭いかも知れませんが、思い込んでいるよりは広いものです。

 

もっと別の、素敵な人と出会う可能性や、モラハラ男といるよりは、自分一人で好きなことをして、楽しんだ方が幸せでいられると思います。

 

だからこそ、一番良いのは、モラハラを感じた時点で相手とのお付き合いを止めることですが、それでもお付き合いを続けて行くのであれば、やられっぱなしで我慢するよりは、はっきりと、きっぱりと、あなたの意志を示し、相手に流されない、相手にまるめこまれないように気を付けましょう。

 

はかりさん! のように、倍返し、とまではいきませんが、同じ様に相手にやり返してみるのも、良いかも知れません。

はかりさん! 第七話

 

束縛 モラハラ 4コマ 漫画

タイトルとURLをコピーしました