結婚で幸せになるには人間関係を円滑にする二人の努力が必要

幸せ 結婚 なれない 対人関係
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幸せになるかどうかは、結婚するかどうかとは無関係

結婚が幸せと結びつけられる理由は過去の時代背景にある

 

ほとんどの人にとって、結婚と幸せは結び付きません。

 

周りにいる人を見渡して、結婚したことで幸せになった人間を見つけてみましょう。

一組でもいたら、それはすごいことです。

 

「何だかんだ言っても幸せだった」

 

と結論する人はいても、日々、結婚により幸せだという人は少ないものです。

 

結婚は、苦労のためにするのだという人もいますし、人生を知るために、自分を成長させるためにするのだという人もいます。

 

しかし、結婚が自分を成長させるという言葉に、根拠はありません。どちらかというと、自分がした行いを正当化するためにこうした言葉は用いられています。

 

それでは、結婚はなぜ幸せと結びつけられるのでしょうか。

 

それは、幸せの理由が「安全に生きていくこと」という定義だった時代を引きずっているからです。

 

命の保証=結婚だった時代があります。

 

かつて、女性の多くは結婚により人生の安定を得る必要がありました。その頃の男性は、結婚で立場をより強固なものとすることができましたし、どちらにとっても、結婚が、安全に生きる術として用いられていたのです。

 

命が脅かされる状態というのは、人間にとってはです。それは不幸の源であり、歓迎されません。

 

逆に、命の安全が保障される場所・・・・・・例えば、家があること、食べものに困らないことなどが保障される所では、不幸でない=幸せという構図が成り立つのです。

 

よって、安全に生きられる場所を得る結婚というのは、幸せの象徴となりました。

 

しかし今、結婚よりもはるかに安全で、安心できる場所があります。自分1人で、好きなように生きて行くという選択です。

 

そうすると、相対的に結婚に対する価値は下がり、選ぶ相手を間違えれば、精神的な苦痛を負い、しなくてもいいはずの労働に従事させられることになる結婚は、不幸の選択ともなり得ることになったのです。

 

実際、結婚は、命を保障してくれないというケースが増えています。DV、モラハラ、配偶者以外の親族との関係不和。そうした要因は、独立し、自分1人で生活ができる人にとっては、不幸の選択でしかありません。

 

1人で生きることの方が、安全で、安心な社会。そんな現代においては、結婚が、不幸なことにもなりつつあります。

 

独身でいる人が自由とは限らない

 

独り身でいると、「自由で良い」と、半分やっかみを込めて言われることもあるでしょう。

 

それは、1人であることがうらやましいというより、1人であることであらゆる責任を負わないことを「ずるい」と感じるからかも知れません。

 

しかし、本当に、圧倒的に1人でいることが幸せなのだとすれば、結婚をする人はとっくにいなくなっているはずです。結婚をする人が一定数いるのには、そこに、結婚をした方がメリットがあると考える人がいるからです。

 

経済的に余裕が出ると考えて結婚する人もいれば、孤独に生きることを好まないために結婚する人もいます。しかし、結婚をする最大の理由は、「子供が欲しいから」であることが多いでしょう。

 

人々が子供を産むのには、様々な理由がありますが、これも、第一には自己の「安全と安心の保障」のためです。

 

心理的に安心するためでもありますし、将来の自分のことを考えて産む場合もあるでしょう。または、周りが次々と結婚、出産をする中で、自分だけ置いていかれたくない、という感情から結婚し、子供を産むという人もいます。

 

孤独に生きることを選んだ人の全てが、自由であることをプラスに受け止めている訳ではありません。独り身でいることが幸せとは限らないのは、結婚で幸せになれるのとは限らないのと同じ事です。

 

結婚して不幸になる人たちはトラブルを抱えている

 

結婚して不幸になる人のほとんどは、人間関係にトラブルを抱えています。

 

嫁姑のトラブル
婿舅のトラブル
親戚関係のトラブル
友人関係のトラブル
男女関係のトラブル
金銭トラブル
子供をめぐるトラブル

 

数え上げれば切りが無いほどのトラブルが、それもミックスになって襲ってくるのです。

 

その上、そうしたトラブルを抱えた人同士が集う場所でコミュニティを築いて生きていくのですから、トラブルにトラブルが重なるということはしょっちゅうです。

 

それでも人は、自分に「これが幸せだ」と言い聞かせていきていきます。

 

もしもその気持ちが本当ならば、それで何の問題もありませんが、ただ言い聞かせてどうにか前に進んでいる状態を続けていると、体力が衰え、気力が衰えた頃に、どかん、と苦しみが身体を襲ってくるということにもなりかねません。

 

周りにいる人々が良い人達で、かつ、自分も周りのために良く生きようとしているという理想的な場合でなければ、安全、安心な幸せの場所というのはなかなか存在しないものです。

 

幸せの基準は人によって違う

 

独り身であっても、結婚をしていても、幸せにはなれますし、逆に、独り身でも、結婚をしていても、不幸にもなれます。結婚そのものが、幸せか、不幸かを決める訳ではないということです。

 

幸せを感じる基準は人それぞれで、お金があることで幸せを感じる人もいれば、大事に思える人がいるから幸せだという人もいます。また、自分が没頭できる趣味があるから幸せだという人もいるでしょう。

 

権力を用いて相手を使うことで幸せを感じる人もいますが、そうした人は、不幸な人を生み、不幸な人の幸せを奪うことで幸せになっています。

 

幸せの基準が様々であるのだから、誰しもが幸せになれるわけではありませんが、しかし、自分にとっての幸せを探す方が、他人に合わせて幸せになるよりは幸せの道は拓けていくものです。

 

結局のところ、結婚することで幸せになるというのではなく、結婚しても、独身でも、自分自身がどう生きるかが幸せを決めるということです。結婚に過度な幸せへの期待を寄せているほどに、その落差は激しくなるかも知れません。

 

誰かに幸せにしてもらうという考え方はとても危険です。

 

そうした感覚を持った結婚や恋愛は、相手への負担ばかりが強くなるだけで、幸せを生み出す要素に欠けたものとなります。

 

幸せという言葉を使う時、人はそれを具体的な事象としては意識していません

 

しかし、幸せというのは、本来もっと具体的なものです。

 

それでは、具体的な幸せとは何でしょうか。

 

例えば相手に要求する事柄には以下のようなものがあります。

  • お金に困らないこと(相手の稼ぎで暮らす)
  • 精神的に支えてくれること(褒め言葉をもらう)
  • 家事や育児に協力的であること

 

例えば、こんな人もいるでしょう。

 

  • お金に困らないこと(共働きであること)
  • 精神的に互いに自立していること(お互いの自由な時間を確保すること)
  • 家事育児については、分担すること

 

他にも、人によって譲れない点や希望する点は様々にありますが、これらの全てを満たす相手を見つけることは難しくとも、歩み寄ることでお互いにベストな関係の相手を見つけることはできるかも知れません。

 

具体的な話し合いを避けてしまうと上手くいかなくなる

 

実は、人は、お互いにかなり明確に細かな相手への期待があるものです。

それにも関わらず、人は、そうした要求を話し合うことを避けてしまいがちです。

 

がめつく見えるのが嫌だから。冷たい人間に見えてしまうから。

そうした感覚的な理由で話合うことを避けて、何となく互いに探りを入れるだけでお互いのことを分かった風になる。そうしたコミュニケーション不足こそが、むしろ、互いを不幸にする原因かも知れません。

 

結婚は、制度である以上、そこには愛や恋を超えた利害関係の契約が存在しています。

 

愛や恋といったものをただ楽しむのであればむしろ、結婚という制度を使う必要はありません。

 

しかし、結婚という何らかの制度上の義務を相手に課すのであれば、互いに、何を求めているのかを具体的に理解している方が、ぐっと人間関係が楽になり、結婚=幸せという図式が成り立ちやすくなるでしょう。

 

亭主関白という言葉がありますが、今でも、自分の地位を最上に置き、尽くして欲しいという男性は一定数います。そうした人が、結婚前に家事に育児に協力的にするという嘘を付いていたとしたら、これは詐欺になります。

 

しかし、相手の世話をすることに喜びを感じる人で、しかし稼ぐ手段はないので、稼ぎはあなたに任せますという、かつて理想とされた女性像を地で行く人も今でもいます。もし、そうした女性に亭主関白の男性が「自分は、稼ぎはするが、家事育児は全くしない」と言って利害関係の一致の下に二人が結び付くのであれば、この結婚には何の問題もなく、幸せな結婚であると言えるのです。(ただし、DVなどの被害があってはこれは犯罪となるので、線引きが大切です)

 

また、男女平等、対等であることを重んじる人同士は、互いの金銭的自立、精神的自立が結婚の条件であることを確かめ合うべきです。

 

今の時代、そしてこれからは、かつてよりもずっと離婚が簡単に行えるようになるために、結婚=一生の安定ではありません。だからこそ、より、相手との関係の確認作業が必要になり、それを怠りながら無条件に結婚で幸せになれることは難しくなります。

 

自分は相手に何を求めているのか

 

相手は自分に何を求めているのか

 

それを可視化するためにも書き出してみると良いでしょう。

 

結婚をするというその行為だけで幸せになれることはありません。幸せを求めるのであれば、むしろ、好きなことを極め、楽しむ方がずっと簡単に幸せになれるはずです。

 

結婚後の努力について、結婚前から話合うことのできる理想のパートナーを見つけられると、その結婚は幸せになる可能性が高いと言えますし、話合うことができない関係では、これからの関係維持は難しいとも言えます。

 

思い込みで突っ走ってしまうと、後々大変な思いをすることにもなりかねませんので、事実関係や求めていることの確認は、お互いにきちんと行うようにして、結婚という制度に囚われることなく、独身が幸せだと思う人は幸せな独身生活を、結婚という形が望ましい人は幸せな結婚生活を目指しましょう。

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