メンタルが弱く、些細なことで落ち込みやすく辛い人に必要な処世術

すぐ傷付く 辛い 対処 人生を変える思考法
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些細な発言や態度で傷付きやすい人は「人を味方にする技術」を持とう

人が落ち込む・傷つく理由は自分が大事にされていないと感じるから

自分に傷つける意図がなくても、相手が不愉快だと感じればハラスメントと言われる時代ですが、ハラスメントとまではいかなくても、相手の態度や発言に、「もやっ」とする、「イラッ」とする瞬間は日々あるでしょう。誰かに話すと、「気にし過ぎ」と一蹴されてしまうような事も気になり、人の言葉に落ち込みやすい人は、受け取った言葉の整理の仕方と、相手に大切にしてもらえる方法を身につけると、もっと楽に生きられるようになるかも知れません。

 

「あれやっておいて」とぶっきらぼうに言われれば、いくら親しい仲でもムカっとくるのは、命令口調や、明らかに自分を下に見ているのではないかと感じる発言に、相手が自分を大事に思っていないと感じるからです。

 

物事を頼まれる時、「あなたがやると、仕事のできが違うんだよね。時間を見つけてやってもらえるかな?」と、自分の能力を認められた上で頼まれれば、内容は全く同じ事柄でも、頼まれた方が嫌な思いをすることはなくなるでしょう。

 

もやっとする、イラッとする、心の奥がぐさっと傷付く。その背景には、自分が大事にされていない。自分が否定された。馬鹿にされているという、他者によって自己が否定されたという感覚が隠れています。

 

明らかに自分が気にしている容姿のこと、性格のことを言われた際に傷付くのは、自分でも気にしているところを他者によって指摘されることで傷口がえぐられてしまうからですが、些細なことにも傷付きやすい人というのは、常に他人と比べて自分は間違っていないかを問いかけてしまう人や、他人はどう考えるかということに意識を向ける親切な人や、人助けをする精神がある人である場合が多いものです。

 

ただ、人に何かをしたいという精神を持っている人には、人一倍傷付きやすくなる一方で、ふとした瞬間に被害妄想に近い感覚が訪れやすくなります。自分ばかりが傷付いていると思う人は、自分は特別感受性が強く、相手の変化を感じやすい性質があるということをまず理解しましょう。その上で、自分の性質をどう上手に利用するかを考えます。

人が傷付くことを喜ぶためだけに嫌な発言をする人はめったにいない

大犯罪者と言われる人の多くが、「自分が悪いことをした」と自覚を持っていないことを知っていますか。人を何人も殺した人、強盗をはたらいた人たちが、捕まって牢屋に入れば反省するのかといえば、そんなことはありません。

 

彼・彼女らは、世間を悪者にして、自分は悪くないと罪を否定することもあれば、心の底から人のためになることをやったと信じ込んでいる場合さえあります。世の中に存在する正義とは、ある個人が育った環境や周囲の状況から手に入れた正義であり、誰もが認める絶対的な正義はではないということです。

 

そのため、100人中99人が「悪い行い」と思うことを、残りの1人は「正しい行い」と思っている場合もあるのです。

 

犯罪のような極端なケースでさえ、相手が思う悪い行いと、自分が思う悪い行いが一致しないとすれば、日々の生活の中で、生活や習慣が違う人間同士が「わかり合えない」ことは、当然のことと言えるでしょう。

 

流行に敏感なAさんが、新しいバックを身につけてでかけると、

 

「そのバック、最近よく売ってるよね」

と、B子さんが声をかけます。

 

B子さんが流行に同じく敏感な子であり、声のトーンが高ければ、「さすが、目の付け所がいい。あたしも欲しい」という意味でこの言葉が使われた可能性がありますが、B子さんが、流行り物が嫌いで、関心なさそうな声のトーンで言った場合には、「また流行の物ばっかり買って」という、相手の行動に対するイライラを表した態度かも知れません。

 

ちょっとした言葉の本当の意味というのは、相手の性格や行動から推察するだけでなく、実際に相手に真意を聞いてみないと分かりません。

 

さらに、元々「言葉の意味を重視しない」タイプの人にとっては、見た物を見たまま発言している場合もあります。信号が青になったから、青になったと言う、赤い服を着ている人に、赤い服を着ているねという。こうした、見たままの事実を言うことが習慣になっている人の場合には、そもそも言葉にそれほどの意味はないことになります。

 

傷付きやすい人は、言葉の意味を発言した人以上に重く受け止めてしまうという傾向があります。言葉は、それが例えば外国語である場合を考えると分かりやすいですが、意味が分からなければ、トーンから怒っている、笑っているという事が分かる場合を除いて、傷付くこともありません。社会的な便利さを持つから発展したのが言葉であり、元々は、意味を読み取るものではなく、言葉通りに受け取ってそれを行動に生かすために使う道具です。

 

言葉が気になって仕方ないという人は、人々の発した言葉に含まれる感情や裏側を、必要以上に増幅させて受け止め、読み取っている可能性もあり、まずは「自分の正義」を見直してみる必要があります。

 

多くの人が認める悪人ですら、自分が正しいと思っているのですから、一般的な生活をしていて出会う全ての人が、正しいと思うこと、または事実と思うことについて発言していることになります。この事を念頭に相手の言葉を聞いてみると、自分とは違う意見を持っていたり、自分とは違う感性で生きている人がほとんど全てになるため、「自分が良い」と思うことが他人にとっては不快である場合や、興味が全くない場合が多数あることに気が付きます。

 

また、人の言葉に傷付きやすい人は、実際には、自分の思っていることを認めさせたいと思ってはいないかを考えてみましょう。

 

わざわざ人が傷付くようなことや自分と違う意見を相手が言わなければ嫌な思いはしなくて済むと感じることもあるでしょう。しかし、人は、わざわざ相手が傷付くようなことをして、自分の人生が面倒になるような波風を立てようとは思ってはいません。実は、相手が自分にとってイラつく、もやっとする発言をするのは、発言をしている人が、「自分が良い思いをしたい」から発言しているのです。

 

結果的にあなたが傷付いたとしても、相手が傷つける言葉を発した理由は、あなたが傷付いて、「やった! 嬉しい」と思うためではありません。あくまで、発言者自身が、その言葉を言うことで満足できることを発言しているのです。

 

相手を傷つけるためではなく、自分が満足するために発言しているという、この違いは実はかなり大きいものです。

 

結局のところ、誰もが、自分が感じることと同じ事を他人が感じていないのは嫌だと思っているし、自分の意見こそ絶対であるべきだと感じています。そして、自分と同じ視点に立ってくれないことで、自分が大事にされていないと感じると、嫌な思いをすることになります。

 

傷付きやすい人は、感受性が豊かであるからこそ、あらゆる言葉や表情、表現に敏感になりすぎるため、気づけば、自分自身がどこか独裁的な考え方をするようになってしまうことがあります。

 

他人の目から見ても明らかなモラハラやパワハラなどではなく、話し方に問題がある人でもなく、普通に生活している人々のちょっとした言葉に傷付くことがある、辛いと感じる場合には、神経が敏感になり過ぎている状態の可能性が高く、それを止めるには、自分の考え方や態度を変える方が、きっと早く楽にできます。

 

「どうして私が傷付くようなことを言うのか」「どうして私が不快に思うような言い方をするのか」

 

特定の人ではなく、普段の生活の場でこうした感じ方をするようになっている場合には、自分と同じように、他人も常に自分を大事にしてくれる人を探していて、自分が一番だと感じられるように言葉を選んでいる傾向があるということを思い出しましょう。

 

人が良い行いをするのも、人が悪い行いをするのも、そのどちらにも根底には、「自分が一番だと他人に思われたい」という感情が隠れています。

 

ですが、誰もが自分が一番だと思われたい世界では、他人を出し抜いて、お金や権力を使って誰かより上に立つ以外に、自分を多くの他人に一番だと思わせる方法はありません。

 

もちろん、傷付きやすい人や、優しい人の多くは、「自分が一番だと他人に思わせたい」という自分を美徳には思わないため、誰もが優しく、誰もが他人を優先する世界こそ素晴らしいと考えるでしょうし、自分はそんなつもりで発言をしていないと感じ、人と出会うことも、喋ることも怖くなってしまうかも知れません。

 

しかし、もし、あなたの方が上手になって、「はじめから相手を一番だと思わせてあげる」ことができたら、どうでしょうか。

 

相手を褒め、素晴らしい人だと称賛し、行動や発言に対して、「あなたの視点はいつも面白い」と伝え続けてみると、相手は「自分はこの人に大切にされている」と感じるようになり、行動や言動を変えてくる可能性が高くなります。

対等な立場にある人同士であれば先手を打って相手を立ててみる

人を利用することしか考えていないような人は、案外少ないもので、多くの普通の人というのは、自分が大切にされたら、何か相手にお返しをしたいと考えるものです。「自分だっていい人でいたい」というのも、人の根底にある感情の一つだからです。

 

つまり、相手に自分を認めて欲しい、大切にして欲しいと思うのであれば、まずは相手を大切にしているということをアピールすることが大切ということです。

 

これは、相手の言うことを何でもきくということでも、相手に自分が従うということでもありません。人は、言うことを何でもきく相手や、自分に従う相手に対しては、下に見ることはあっても「大切にしてくれる人」という認識は持ちません。あまりにも優しすぎる人や、自分の意見を持たずに言うことをきいてしまう人というのは、実は大事にされないので注意が必要です。

 

「大切にしてくれる人」として認識してもらうために大事なことの一つに、自分と相手が対等の立場にあるという前提が必要なのです。それは、いがみ合うのでは無く、対等に意見を言い合える関係にあり、意見を言った後にわだかまりを残さない関係です。

 

自分が相手を認めると、相手は喜び、自分が相手に認められても、自分が嬉しいと感じるのは、自分と相手が同じ立場にあるからこそです

 

立場が違う、階級が違うと感じてしまっていては、そもそも「自分が大事にされる」という感情を伝え合うことはできなくなってしまいます。年齢差や役職などを利用して相手より自分が大事と思わせること、相手より価値があると思わせることは、ハラスメントにも繋がりやすく、本当の意味で相手を喜ばせることはできない間柄です。つまり、相手を本当の意味で喜ばせるには、例え年齢差や役職に違いがあっても、人間としては相手と対等であると思ってもらえるようにすることが大切になります。

 

その上で、対等にある関係のはずの相手の発言に傷付く時には、それだけ自分が大切にされたい気持ちが高まっている証拠でもあるため、まずは、相手に自分が大切にされる環境作りとして、相手を先にを褒めることからはじめましょう。

 

自分自身の傷付きやすさを変えることは、感性の度合いを変えることなので難しいことですが、相手の発言や行動にすぐ気が付く人というのは、その能力を利用すれば仕事や人間関係で成功できる可能性が高いことも示しています。なぜなら、相手の頑張っている点や、良い所にも気が付くため、褒めるポイントを見つけやすく、相手を大事にしているというアピールをしやすいからです。

 

誰かの発言や行動で傷付いた時に一番大切なことは、「自分を幸せにしてあげるには、何をしたら良いか」を考えることです。すると、自分が気持ち良く生きられると良いということに気づくでしょう。そして、誰もが同じ様に考えているのなら、先に相手に気分良くなってもらい、相手が悪い発言や傷付く発言をし辛い環境を作ってしまえば良いというところに辿りつきます。

 

一番大切なのは、あなたであり、あなた自身の幸せです。

 

それを手に入れるためには、北風と太陽で言うところの、太陽になることが一番の近道です。

 

相手を褒め、相手に自然に、自分が嬉しいと思う言葉を言ってもらえる人を目指しましょう。また、特に意味があるかも分からない言葉や、根拠のない言葉は、「この人はストレスが溜まっているのかも」と、自分のせいではなく、相手に問題があるのだろうと考え、相手を褒める、相手に頑張っているよと伝えるなどして、相手のストレスを解いてあげましょう。

 

自分の話を熱心に聞いてくれる同じ立場の人に対し、悪い行いをする人は滅多にいません。この人は味方にしておいた方が良いと思われる人物を目指すこと、そして、誰もが心の底では自分が一番に扱われたいと思う性質があることを知っておくことで、傷付いた心を早く癒やせるようになるでしょう。

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