いい人は疲れる! 都合のいい人になって人生で損しないための思考法

いい人 笑顔 人生を変える思考法
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いい人でいると病気になる確率が上がり、幸せを感じられなくなる

いい人が損なのは怒りを感じやすいのに発散できない人になるから

いい人ほど、いい思いはしません。いい人を続け過ぎると、仕事を押し付けられ、都合のいい人として他人に使われ、全てが嫌になっていつかは世の中から逃げ出したくなります。

 

以下の項目に当てはまる人は、いい人から脱出して、自分に優しい、自分にとってのいい人を目指す必要があります。なぜなら、いい人をやり過ぎると、楽しくない人生になるばかりか、場合によっては病気になって苦しむことになるからです。

 

チェック項目☑ 怒りを表現してはいけないと言われて育った

☑ 「できる」からと頼まれると断れず、職場や行事で仕事を多く抱えてしまう

☑ 良い人でいる事に疲れ、友人や恋人との関係が面倒臭いと感じることがある

☑ 公益のために守るべきルールやマナーを無視する人には内心怒りを覚える

☑ 胃腸が弱い・理由のない腰痛や肩こりがある・眠れないなどの身体の不調が慢性化している

いい人にならなくちゃと思う人の多くはしつけに厳しい家で育った

いい人になるために怒りを抑え込むくせのある人は、「ちゃんとしなさい」と言われて育ったり、世間体に敏感な親元で育っている人が多い傾向があります。

 

相手の言葉をいちいち気にしてしまったり、言葉の裏側を読もうとしてしまうくせがある人も、自分が悪い人間だと思われたり、誤解されることを強く怖れている可能性があります。

 

いい人と言われる人の多くが身体に何らかの不調を抱えていることが多いのは、頼まれごとを断れず、恋人や友人の理不尽に振り回され、それでも我慢をして相手にとっての〝いい人〟を続けるうちに、〝都合のいい人〟になってしまうからです。

 

そこまで極端でない場合でも、「ちゃんとして」と言われて育った人の多くは、人に良く思われたい、人に良く思われなければいけないと心の奥で思っている事があります。

 

しかし、いい人の多くは実は心の底に怒りを溜め込み、発散せずに自分を痛めつけることで〝いい人〟を続けています。怒りを根本的に感じないという人ではなく、意図的に、意識的に〝いい人〟でいようと努力している人の場合、むしろ、一般的な人よりも怒りは感じやすいのです。

いい人の多くは、常に心の奥では怒りを感じ、怒りから派生した不安などのもやもやを抱えています。

 

さらに、いい人ほど良い行いを積み重ねているにもかかわらず居場所がないと感じてしまう傾向があります

頑張り過ぎてこれ以上頑張れないとなった時に、できない自分や、怒りを感じている自分を見せたくないために外に出たくなくなってしまったり、人間関係を面倒に感じてしまうからです。これは実は、怒りを溜め込み過ぎて身体がそれに反応し、無気力になってしまったり、不安が過剰になってしまうから起こっている事です。

いい人ほど怒らせたら怖いのは、根に持つタイプの正義のヒーローだから

いい人の多くには、正義感があります。

正義の定義は人によって違いますが、いい人と呼ばれる人はしつけに厳しい家で育っている事が多く世間的に良いとされていることや、ルールやマナーを守ることに他者より執着している場合が多くなります

 

育った家によって、これは守るべき、これは守らなくても良いというルールは違うために、いい人が、実際に世間で良いとされていることや全てのマナーを遵守する訳ではありません。

 

ただ、電車でのマナーや外での食事のマナー、道路のマナーなどの公共のルールに対して厳しい傾向があります。

 

これらは、正義の怒りです。ルールを破り、世界の安全を脅かすものを見つけると、いい人ほど内心では怒りを覚えます。そうではない人の場合には、自分の身に明らかな危険がない限り無視できてしまうことでも、正義の怒りを持っている人は、ルール違反をしている人が目に入るだけで怒りを感じます。

 

しかし、いい人ほど、その怒りは隠さなくてはならないため、表立って注意することもなく、ただ怒りを感じて、「世の中は狂っている!」と心で思うだけで、その怒りは発散させることはありません。こうして、いい人は、ひたすら頭の中に怒りホルモンを溜め込んでしまいます。

 

いい人は、正義感が強すぎるために常に世の中に怒りを感じています。しかしそれを隠して微笑み続けているために、自分のエネルギーを消費し、身を削り続けなくてはなりません。

 

いい人ほど、追い詰めると爆発したり、世の中から逃げ出したくなるのは、怒りホルモンが頭の中に溜まり過ぎ、心身に影響が出て、全てが嫌になってしまうからです。

 

しかし、こうした正義の怒りを感じずに済む場所は世の中にはありません。死も病も痛みもない、理想郷が存在しない限り、この正義の怒りは尽きることがありません。さらに、あなたが感じている正義が、世の中の本当の正義とは限らないという事もあります。

 

電車の中で大声で携帯で喋っている人がいるとします。

日本では、これはマナー違反とされています。

公共の場では静かにしなくてはならないという暗黙の了解があるからです。

 

しかし、人々が電車で大声で携帯で話す人に怒りを感じるのは、それがルールだから、ではありません

 

怒りを感じる理由は、和を乱されるからです。

 

ルールが何であれ、みんながルールに従っている以上、その和を乱されると、誰かが怒り出すかも知れない、喧嘩になるかもしれない、暴動が起きるかもしれないといった、生活上の安全が脅かされます。

 

人々は、本当は、安全が脅かされることを恐怖しているのです

 

欧米諸国では、電車やバスで携帯で話すのは普通です。特に注意されることも、することもありません。しかし、多くの国で、電車やバスで眠ることは普通ではありません。携帯やバッグを盗まれる危険があるし、何かがあっても周囲の変化に気付けないからです。

 

だから、私たちが海外に行って電車で大きな声で携帯で話しているのに驚くように、海外から日本に来た人は電車で酔って眠りこけている人に驚きます。

 

このように、常識は場所によって異なるため、実は絶対的なルールというのはなく、法律で規定されているような厳しい決まりを除いて、多くは現在主流のマナーやルールでしかありません

 

ですが、それを守らないと、集団の中に不和が生じて、居心地が悪くなるから人々は怒りを感じるのです。さらに、いい人であるほど、他人の怒りや不和に敏感なため、いっそう強く怒りやもやもや、不安や恐怖を感じることになります。

いい人は、自分が怒られるより他人が怒られている状況に不安を感じる

いい人は、他の人が怒られているのを見るのが嫌いであることが多く、自分が怒られるほうがまし、または、他人がトラブルに巻き込まれるくらいなら、先回りして代わりにやってあげよう、と考えます。

 

そうするうちに、他の人より多く雑事や仕事を抱えてしまい、「どうして周りはもっとちゃんとしてくれないのか」と怒りを感じるようになります。

 

怒りを感じると、ホルモンが多く分泌されるために、処理能力や察知能力が向上します。そのため、いい人で、心の中に怒りを溜め込んでいる人は、他人よりできることが多い傾向があります

 

よく気が付き、仕事ができるいい人が突然体調を崩したら、それだけ怒りを溜め込み過ぎた証拠です。いい人にも、身体や心の容量には限度がありますし、怒りホルモンで身体の調子が悪くなれば、思うように仕事もできなくなってしまいます。

 

そうなる前に怒りは適切に発散されなくてはならないのですが、いい人ほど、自分の体内や心のなかで起こっていることに鈍感になってしまうのです。

 

他人が怒られているのにストレスを感じるのは、集団の中の不和を怖れている証拠です。喧嘩や言い合いも、時には人間関係を円滑に進めるためには重要な要素です。しかし、いい人は、小さな言い争いであっても、小言であってもそれは「ちゃんとしていない」事と捉えがちです。

 

人間はミスをするもので、弱っている時には間違いも起こすと頭では分かっていても、正義感の強い人の場合には、本音の部分では相手にイライラしたり、不安や不満を感じてしまいます。

怒りの科学的メカニズムを知ると、怒りは発散しなくてはいけない事が分かる

植物も動物も、物質でできています。人間の神経が動くのは、化学物質による電子的なやり取りがあるからであり、それが記憶や感情を呼び起こしたり、記録したりします。

 

頭に血がのぼって、という表現がありますが、実際に怒りを感じている人の脳を撮影すると、頭に血が集まっているのが見えます。

頭に血が上る

怒りや恐怖、危険を感じた人には通常にはない力が備わります。ほんのわずかな時間の間に状況判断をして身体を避けて事故を防いぐなど、通常では考えられないスピードで思考を巡らせることができるのです。

この時、体内には糖質コルチコイドと呼ばれるホルモンが分泌されます。危機に対して瞬時に反応できる力を手に入れるためのホルモンです。これは、血糖値を上げる効果があるために、過剰になれば糖尿病などを引き起こす危険があります。

 

ストレス性の糖尿病に悩んでいる人の中には、長年我慢や怒りを溜め込み、発散せずに過ごしてきた人がいます。意識の上ではそんなつもりはなくても、〝いい人〟でいようと我慢し続けた結果、甘いものが嫌いで食べたことはほとんどないという人でも、身体の中に糖質が溜まりすぎ、糖尿病になってしまう事があるのです。

 

また、このホルモンには、消化液の分泌を妨げ、胃や腸のトラブルを起こす作用もあります。そのため、ストレスで胃が痛んだり、腸の調子が悪くなることも起こります。

 

他にも、ホルモンや血流の関係で脳内の伝達がうまくいかなくなると、腰痛や肩の痛み、原因不明の身体の痛みを引き起こし、さらにそれが悪化して免疫力を下げ、数々の身体や心のトラブルを引き起こすことにもなりかねません。

 

〝いい人〟でいようとすることが、身体の面でどれだけ負担を強いているのかが分かると思います。

正義感による怒りと個人としての絆のための怒りを分けて考える

正義感から生じるトラブルは、逃げることで対処する

正義感による怒りは、みんなと同じではない人がいると、争いが起きるのではないかという不安から起こっています。つまり、突き詰めれば個人的な不安に起因しているのですが、正義感やマナーや常識を原因とする怒りの対処法と、個人的な感情から起こる怒りへの対処法は異なります。

 

公共の場で感じる怒りの多くは、正義感による怒りです。間違ったことをする人がいると、周りが不快な思いをしてトラブルが発生する危険性が高まり、トラブルに自分が巻き込まれるかも知れないという不安が心に生まれます。

 

正義感による怒りは、個人的な面からみれば、多くの場合で不安や恐怖に結び付きます。こうした不安や恐怖を和らげるには、その場から退散するのが得策です。

 

けれども、正義感が強い人ほど、トラブルから逃げられない傾向があります。いい人ほど、嫌のものを直視してしまい、トラブルが起こるその時まで、緊張感の高い不安な状況を受け入れてしまうからです。

 

そばに居たくないなと感じる他人が近くにいたら、すぐにでも車両を移るか、電車を変えましょう。いい人ほど、そんな露骨なことをしたくない、と感じて、後でセクハラなどの被害に遭うことがあります。いい人は、危険を察知する能力が高い事が多いものです。それを逆手に取って、その場から逃げるようにしましょう。

 

また、いい人は、自分の言いたいことを上手に言えないことが多いものです。特にそれが相手を不快にさせるかもしれない、周囲に不和を引き起こすかもしれないと思うと、口を開けません。だからこそ、トラブルの種からは逃げるしかないのです。

 

正義の怒りを感じるような場所や、出来事は、自分からなるべく避けるようにしましょう。

身近な人に感じる不満や怒りは、言葉を選んで伝えれば絆を強くする

一方で、夫婦や恋人、友達や、仕事関係の人に感じる怒りは、絆についての問題であることが多いです。

 

絆が壊れる。絆が切れる。そう感じるような怒りがあると、人はイライラしたり、不安を感じます。

 

遅く帰ってきて、服を脱ぎ散らかしてそのままにする旦那にイライラするのは、「相手に大事にされていない」という絆のピンチを感じているせいです。

 

恋人が、メールばかりして、会話に話半分で対応することに不満を感じるのも、「相手に大事にされていない」という絆のピンチを感じているからです。

 

仕事で、普通ならこなせないほど多くの仕事をやり遂げたのに、ちょっとしたミスを大きく指摘されるとイライラするのは、「こんなに頑張ったのに、評価してくれない」と、上司との間の信頼関係という絆にヒビが入るからです。

 

しかし、いい人ほど、こうした出来事に対して何も言えなくなってしまったり、言い返す時に、正義の手法を使ってしまい、さらにトラブルに巻き込まれることがあります。

正義感に基づく間違った対応の仕方

夫婦の間で、「どうしてこんな当たり前なこともできないの」と、常識ではこうだという言い方を持ち出してはいけません。

 

恋人との関係で、「普通はもっと相手のことを考えて、相手の話を聞くよね」と、マナーの問題を持ち出してはいけません。

 

仕事の関係者に何も言えずに溜めるだけ怒りや不満を溜め込み、突然仕事を辞めなくてはならないような心身の不調をきたしてはいけません。

絆を強くするための対応方法

夫婦の間では、「こういうことをされると、自分が大切にされていないような気持ちになってしまう。相手にも、自分にも気を遣い合って大切にする関係でいたい」と、自分はあなたを大切にするから、あなたも私を大切にして欲しいと、自分の気持ちを伝えましょう。

 

恋人との関係でも、「寂しい気持ちになるから、自分の話をしている時には話を聞いて欲しい。仕事などの用事で携帯を使うならちゃんと一言断って、会話の時間とは分けて欲しい」と、自分の気持ちを伝えましょう。

 

仕事の場合には、上手に甘えられる自分になりましょう。

仕事上の関係で素直に自分の想いを伝えられる人は、煙たがられたり、迷惑だと思われることはありません。特に、普段仕事ができる人なのであれば、素直に「仕事量が多い中で頑張りましたが、これ以上は背負えません」と言いましょう。忙しい現場ほど、他人の仕事量には鈍感になっていくために、誰がどれだけ背負っているかなど言われない限り気付かないものです。

 

こういうことを言うと、嫌われるかも知れない、というのは思い込みです。多くの場合、素直に想いを伝えられないことはむしろ、どこか信用のおけない人だとうさんくさがられることにもなります。

 

いい人は八方美人になりがちですが、全員に好かれることは絶対に不可能である上に、好かれたところで特に良い事がある訳ではありません。それよりは、自分の一部だけでも好きになってもらう、自分を好きという人と一緒にいる方が楽しい人生を送れます。

 

自分の本当の想いを適切に伝えられるようになることで絆が強化され、大切な人との関係はむしろ上手くいくようになります。喧嘩をしても、言い合いをしても、大切な人との間を破壊するような言葉を使わない限り、破壊するようなやり方をしない限り、関係は良くなるものです。

 

いい人ほど、追い詰められると破壊の方向へ向かってしまいます。人間関係が面倒になり、突然断ち切ってしまったり、身体を壊して全ての活動を止めてしまったりするのは、上手に怒りを発散できないからです。

 

「ちゃんとしている」と、基本的には不和を引き起こさないという面でプラスです。しかし、それに固執してしまうと、自分がストレスを抱えることになりかねません。

 

運動や食事のコントロール、睡眠の改善など、怒りを言葉で発散する以外にできる事もありますが、いい人でいる事に縛られている人は、嫌なことを適切な言葉で嫌と発する練習と、常識や正義感による怒りに縛られることなく、その怒りが発生する場から逃げる練習をするようにしましょう。

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