地球温暖化の原因と裏事情を知って、未来に備える

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地球温暖化の仕組みと身近で出来ること

 

気候と天気を分けて考えないと温暖化の意味は分からない

 

地球は今、氷河期です

 

そう聞いて、へえ、と納得する人は少ないかも知れません。

 

氷河期といえばマンモスがいて、毛皮をまとった人類の祖先が発見していた火という文明により生き延びている世界をイメージするのではないでしょうか。

 

しかしまだ、あの頃の氷河期ほどではないものの、氷河期は続いているのです。

 

正確には、寒さの厳しい氷の世界である氷河期の間、間氷期という時期です。この間氷期の時期には、気候は不安定ではあるが、総じて温暖な気候へと変化します。

間氷期だからこそ、今のように過ごしやすい世界が広がっているのです。

 

間氷期というくらいなのだから、また氷河期がやってくるのかなと思いますが、まさにその通りで、間違いなくいつかはまた地球が冷えて冷たくなる日が、氷の世界がやってきます。

 

では、地球温暖化は嘘なのでしょうか。

 

もしもあなたが、100億年という寿命をもった生物であったとしたなら、たかだか数千年の間の出来事など、気にも留めないかも知れません。

 

しかし、せいぜい100年しか生きることのできない人間にとっては、数千年という単位で続く間氷期や、いずれやってくる氷河期の事より、この数十年の間に起こる変化の方が大きな影響を及ぼすでしょう。

 

そうした短いスパンでの意味においては、今まさに地球温暖化は起こっていると言えます。

 

地球の温度が上がった事で起きている異常気象を認める

 

気候、と天気をごっちゃにしてしまう人がいます。

 

アメリカの大統領もその1人でしょう。

「今までにないほどの寒さを経験している地域がある」という言葉で、温暖化を一蹴しようとしました。

 

しかし、それは明らかな間違いです。

 

北の大地の凍土が解ける、南の大地の氷が解ける。温暖化により、地球上の氷は解けていきますが、氷山が崩壊し、解けていく様子をテレビの映像で見たことのある人もいるでしょう。

しかし、そうして解けた氷は、すぐに水になるというわけではありません。大きな氷山や氷河の場合、氷ごと海を流れて漂いはじめます。

 

するとどうなるかというと、今まで比較的暖かかった地域に、巨大な氷山がやってきたら、周辺は寒くなるのです。

 

他にも、氷山の位置や風の向き、今まで天候を司ってきたあらゆる自然の位置が変わることで、寒くなる地域もあれば、暑くなる地域も出てきます。

 

しかし、確実に言えることは、氷が完全に溶ければ、海面は上がるということです。

 

さらに温暖化が進めば、いずれは温帯地域が増えることになります。

 

日本でも、台風の時期が遅くなり、かつ、本州に来る率が高く、さらに激しい台風が襲うようになっているのは、温暖化の影響を受けているからです。

 

いつか、日本全土が亜熱帯になっても、おかしくはありません。

 

海面が上昇した場合、さらに深刻なのが、津波や洪水といった水による災害が、「現在想定されていた範囲」を確実に上回るということです。

 

有史の歴史は、自然史に比べると、とても短いものです。

 

そのために、間氷期で温暖化が進んだ場合にどのような災害が起こるのかを予想できる資料は一つもありません。これまでに記録されている津波の位置を超えて、海が迫ってきてもおかしくありません。

 

温暖化の原因は、熱を発散する物質が地上に増えたから

 

温暖化の原因を、氷河期が終わり、間氷期に入ったせいだと結論付ける人がいます。

 

それは、一万年、数千年という単位で物事を見た場合には正しい事です。

 

確実に地球全体の温度は上がっていますし、千年以上の単位における温度の上昇というのは、地球そのものの変化と言えるでしょう。

 

しかし、今、環境活動家が必死で訴え、各国が対策に乗り出している温暖化というのは、「ここ数十年の温度の変化」を示しています。

 

地球が、その活動だけで突然数十年単位に数度という温度を引き上げるということはまず考えられません。

 

これが、人間の活動によるものである事は間違いないのです。

 

温室効果ガス、つまり、地球を暖かくする力のあるガスが人間の活動により空気中にばらまかれているために、温暖化が急激に進んだのですが、これは、何が、どのようにばらまかれたのかを考えれば地球温暖化の原因は見えてきます。

 

物質には、熱を吸収するものと、一度吸収した熱を発散するものがあります。熱を吸収する物質は、周りの温度を下げますし、熱を発散する物質は、周りの温度を上げます。

 

有害だとされるガスには、二酸化炭素のように熱を吸収しては発散するものもあれば、硫黄酸化物のように熱を吸収して温度を下げるものがあるのです。

 

今、排出量が過去の倍、三倍にまで届こうとしているために排出量規制が行われているのが二酸化炭素ですが、これは、太陽が運んできた熱のうち、地上で跳ね返って宇宙へと戻って行く熱を捕まえては食べ、そしてそれを地球で排出しています。

 

つまり、本来は宇宙に戻ってくれるはずの余分な(人間の生活にとっては)熱を、二酸化炭素は、わざわざ地球へ戻している事になります。

 

これが、温室効果ガスによる温暖化が起こっている理由です。

 

起こるまで、起こったと断言できない難しさがある

 

数値の上で、確かに二酸化炭素の排出量は上がっていますが、しかしなぜ二酸化炭素はこんなにも排出されたのでしょうか。

 

冷蔵庫もテレビも掃除機もパソコンもなかった時代から、物質とエネルギーにあふれた社会になるまでに、人は何をしたのでしょう。

 

人は、必死で宝探しをしました。地中に埋まっているあらゆる物質とエネルギーを、海中に埋まる物質とエネルギーを掘っては取り出して使い続けました。

 

こうして、埋まっていて、表面に出てはこなかったあらゆるものが地上に取り出されたのですが、この中には、地球の誕生した時から、今にいたるまでに生まれては死んでいった生物たちが、生きながら身体に取り込んでいた二酸化炭素も含まれます。

 

これらは、石油や石炭として取り出されては燃やされて、地球上へと放出されました。

 

今、空気中に浮遊している二酸化炭素の多くは、かつては恐竜の身体に、人類の祖先の身体に、はるか昔の植物に取り込まれていた物質なのです。

 

それが、たったの数十年で掘り返され、地球上にばらまかれたのです。

 

温暖化が地球に被害をもたらすかどうか以前に、掘り返して取り出したエネルギーである石油や石炭、鉱物やガスがあることは明らかですので、こうした過去に地下に埋もれていった物質が地球の大気にばらまかれたという事実は、認めなくてはなりません。

 

元々地上にあったものだから、取り出したところで何の問題があるのだろうかと考える人もいるかも知れません。しかし、人間の活動により、地球の物質の構成比が変化している事は確かだと分かりました。人間は、地球の年齢でいうところの古い時代を生きたことなどありませんから、こうして変化していく地球の温度に対応できる保障はありません。

 

ただ、人間は、事故が起こってからでないと、それが起こった、または起こり得たかもしれないという発想をしません。

 

予防に効果がどれだけあるのかを示すことが難しいのは、それが将来的に起こったかどうかが分からないからです。

 

二酸化炭素排出量が上がっているという事実を前にしても、地球温暖化がウソであって欲しい人はそれがウソだと信じ続けています。地球の気候が変わっているのを、たまたまだと思い続けている人もいます。国際的に環境問題に対応しようとあらゆる政策が採られているにも関わらず、信じたくない人は信じない、で通ってしまうのが、人間の恐ろしいところかも知れません。

 

地球温暖化は人間にとってどんな害となるのか

 

人によっては、温暖化したっていいじゃん、それに、大した温度じゃないでしょ。という人もいます。

 

2度や3度上がったところで・・・・・・という人は、これから訪れるであろう災害と災厄の日々にいつか震え上がることになるかも知れません。

 

人間には、毒になるが、他の動物には毒ではない物質があるように、害があるかどうかというのは、その環境に適応できるかどうかにかかっています。

 

地球にとっては毒でもないただの物質が、人間という生命体にとっては命を脅かす毒となることがあるのです。

 

公害などで命を落とす人が大勢いた産業発展の時代には、ほとんど実験的にあらゆる物質が文明の発展のために使用され、試され、それにより人々が命を落としていきました。

 

同じ様なことが、温暖化が理由で将来的に起こるかもしれないのです。

 

公害も、起こるまでは、そんなことは起こるはずがないと信じられていました。

 

それと同じで、温暖化による被害や悲劇が将来的に起こるかもしれないし、既にもう今起こっているともいえますが、はっきりと温暖化のせいだと言い切れないことが、環境問題を難しくしているのです。環境問題については、原因の追及が困難であり、責任の所在が不明な場合が多いのです。

 

たとえば、今まで起きなかった台風による被害や、洪水が起こったとして、それを、誰のせいにすれば良いのでしょうか。

 

産業の発達を推し進めてきた過去の時代の人々は、もう死んでいるか、これからどんどん消えていきます。

 

地球の温度が上がれば、熱帯の地域が増え、マラリアのように熱帯の地域特有の、日本では見られなかった病気が当たり前になるかも知れません。

 

海面上昇と津波災害、洪水により、海岸地域や川沿いでは住めない地域が出てくるでしょう。埋め立て地などは、再び海の下に沈んでしまうかも知れません。

 

土地が減れば、食料が減る。すると、食料をめぐる争いが起こるようになります。

 

こうしたことは、今、自分の目の前で起こっていない限り、起こっていないように感じるものですし、人は、自分が生きているかもしれない未来のためには頑張れても、例えばそれが子供の、孫の未来だとしても、そうした遠い先の時間のためには想像力がはたらかない事が多いのです。

 

政治家や経済界の利益追求と環境問題は逆行している

 

政治家や経済家たちの中にも、想像力が豊かで、未来を懸念し、打てる手は打っておかなくてはと考える人もいます。

 

しかし、そうした人々の数は少ないものです。

 

自分の権威や富のために、将来など犠牲にしてもいいと考えているか、もしくは何も考えていない、ただ言われた通り、世の中の流れの通りに動いているという人がほとんどではないでしょうか。

 

富と権力は、特に結び付きやすいものです。権力や権威となりうる政治家と、富を蓄積する経済家はタッグを組み、その政治家個人と、経済家個人の権力と富の蓄積のために、自然を犠牲にすることなど厭いません。

 

もっと簡単にいえば、威張り散らすことができて、自分で世界を変えたと思うことができて、お金や権威を使って他人を自由にすることができる、古いお伽噺の世界の王様のような暮らしがしたい人々は、自分以外の他者を、下々の民か家臣としてしか見ていません。

 

しかし、言葉巧みな彼らは、人々の心に眠る野心や、楽をしたい、得をしたいという気持ちを上手に操り、どんどん味方を付けていくのです。

 

実際、目先の給料が上がる方が嬉しい人もいるでしょうし、ぎらぎらに輝くネオンの下で遊んでいる方が、未来を憂いて質素な暮らしをするより楽しいという人もいるでしょう。

 

そこに、正解も善悪もありません。

 

ただ、そうした人々は、政治家や経済家寄りの世界にいるというだけの話です。

 

 

環境活動家たちの中にも利益を得ている人はいる

 

環境活動に熱心で、誰かのために尽くしていると自負している人々も、純粋な未来への懸念だけで活動している人ばかりではありません。

 

環境活動団体も、大きくなればどんどん組織化が進みますので、その活動により収入を得ている人々にとっては、そこが経済活動の場と化していきます。

 

目立つ活動のためには、人道的にどうかと思われるパフォーマンスをすることもありますし、矛盾した発言や、矛盾した行為・行動はそこらじゅうにあるものです。

 

彼らのパフォーマンスの多くは、「怒ること」に集約しがちで、そうすると、「怒る」ことばかりに気を取られ、自分達のように活動しない人々、自分達とは真逆の活動をする人々を非難し、排斥するようになっていきます。

 

環境に配慮した企業を興して活動をしている人の方が、現実的には環境保全を担っている場合でも、環境活動を前面に出し、ひたすら喋り続けている人たちの方が、まるで環境を守っているように見えるのではないでしょうか。

 

しかし、気を付けないと、環境活動が新興宗教のようにカルト的になってしまい、むしろ、環境保全という動き自体が鈍化してしまうか、逆方向への動きが加速する懸念すら出てきます。

 

ごく一般的で、中立的な考えを持っている人々にしてみれば、行き過ぎた活動というのは、どこへ向かっているにしろ、奇異にしか映りません。

 

地球温暖化が事実起こっている事は確かですが、それがどのように起こり、どう影響するかという現実が、はっきりとは目に見えていない今、(もちろん、肌で感じている人もいますが)それらを、人々に伝えて広めるために必要なのは、もっと現実的な行動であり、現実的な対処法です。

 

つまり、家電製品が省エネになる、リサイクルシステムができるといった、これまでに進められてきた環境活動を、さらに充実させること、一般的にすることが、実際に地球を異常な温度上昇から救う手立てとなるでしょう。

 

何をして良いのか分からない時には身近な所から

 

実際、特殊な思想を持っているという人でない限り、客観的な事実や化学への理解によって、数十年の間に温暖化が進んだということが事実であるということは、分かってはいると思います。

 

しかし、だからといって、何をすれば良いのか分からない、というのが現実ではないでしょうか。

 

経済界や政治界の温暖化懐疑派のように、そんな事はウソだと否定し、かつての高度経済成長期のように、経済活動を促し、バブルのような日々をもう一度経験したいと思っている人は少ないはずです。けれども一方で、熱心な環境活動家のように、自分たちの今ある生活を投げ捨ててまで、未来のためにと声を上げ、休日を返上して訴えようとも思わないでしょう。

 

それは、自分たちの生活と、今を守りたいという気持ちからでしょうし、自分自身が温暖化を引き起こした訳ではないという思いもあるはずです。

 

ただ、責任の所在が不確定で、影響の規模が大きい温暖化による気候変動は、自然災害を増大させることになります。

 

すると、家が壊れても保険で保障されない、住んでいる地域のインフラが停止し、ガスや電気、水道が使えないといった現実的な被害が起こることになる確率は上がります

 

ならば、何をすれば良いのでしょうか。

 

個人レベルで、家族という単位でできることがあるとすれば、それは、備えです。

 

ハザードマップを確認し、明らかに津波や洪水、土砂崩れに巻き込まれると分かっている地域からは引越を検討した方が良いですし、避難場所の確保や、耐震構造への住宅改装など、災害対策を強化する必要があります。

 

そして、インフラ整備に不具合が生じても生き延びられるよう、太陽光発電や水力発電、地熱発電や風力発電などのうち、自分が生活する地域で可能な適切な発電方法を選んで、発電する装置を備えておく事も大切です。こうした設備を普段から稼働させておくなどといった対策を取ることで、結局、温暖化対策をするという行為につながるのです。

 

人間は、信じたいものを信じる傾向があります。

 

しかし、信じたいものを信じ続けていると、そのうち現実が見えなくなってくるのです。

 

温暖化について言えることは、ある政治家や経済家の言うように、何も起こっていないというのはウソですし、行き過ぎた環境活動かの言うように、劇的な破滅の起こる未来はウソかも知れません。

 

しかし、温暖化という現象は実際に起こっていて、真綿で首を絞めるように、という表現のように、確実に、しかしゆっくりと、分かり難い形で人間が住み続けるには難しい世界が作り上げられているという事実は、無視できない事です。

 

ロボット技術やAIの発達により、とんでもない技術が誕生し、いつかこうした人間の活動によりばらまかれた温室効果ガスが適切に回収される日が来るかもしれませんが、まだそれは分かりません。ですので、当面は、来る未曾有の災害に備える事が私たちにできる事となります。

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