悩み・疑問

束縛や詮索が酷い人の多くは、愛情ではなく執着によって束縛という行動をします。結婚してから束縛が酷くなったという場合は特に、結婚によって相手を所有しているという意識が強くなって束縛が悪化している可能性があります。ちょっと出かけただけで行動を詮索され、仕事に行っているのに何をしているのかと疑われるような強い束縛や詮索を配偶者から受けている人は、配偶者との距離を見直しましょう。

カッとなりやすい、イライラしやすい人の多くは、怒りを感じた瞬間にそれを外に出してしまう傾向があります。そうすることで、怒りの感情に自分を支配されることに慣れてしまい、些細な事でもキレやすくなっていきます。ですが、怒りを外に出して人との関係が上手くいくことはほとんどありません。

恋愛と結婚は違うといいますが、大きく何がちがうかといえば目的が違います。楽しむためにある恋愛とは違い、結婚は責任を負うことで人生のリスクを軽減させることを念頭にするのが一般的です。しかし、そうやってリスクについて考えはじめると、かえって結婚から遠ざかりたくなる心理が生まれます。

これは常識、それはマナー違反と思ったことについて「指摘」することで、相手に嫌われる、煙たがられるといったトラブルに巻き込まれたことはありませんか？　例えそれが事実でも、相手に強く指摘されると、人はその言葉を素直に受け入れられない場合がほとんどです。余計な一言でトラブルにならないためには、人の性質をよく知って、言葉と態度の選び方を変えましょう。

信頼が壊れるような嘘を平気で付くことができる人がいます。自己愛が強く、自分を守ることに必死になるほど人は嘘を付くことに抵抗が無くなり、自分を守るためにいくらでも矛盾した嘘が付けるようになりのです。こうした人は、長期的な視点に立てないため、信頼関係を築くことは難しい相手です。

恋愛に「理想」がある人ほど、理想と現実が噛み合わないため好きな人ができない、愛せないといった悩みを持ってしまいます。自分が愛されたいから「理想」を追い求めてしまうという人は、かえって言葉巧みな悪い人・変な人に引っかかりやすく、本当に好きな人に出会えないばかりか、好きでもない相手に振り回されることにもなりかねません。

何でも周りのせいにする人の多くは主体性のない日和見な人であり、自分の責任で行動することのできない人です。会話をすることはできるけれど、何が悪いのか理解できない、理解してくれないという人は、受け身で生きているために責任を感じる力が育っていない人です。

すぐに怒ったり、泣き出したり、感情に訴える人の多くは、内心では臆病な人です。怒ることで、相手を萎縮させて言うことをきかせて自分が上に経っていると思わせたり、泣くことで自分を弱い相手と認識させ、守りたいと思わせるよう、感情に訴えてきます。

お金が無くても幸せという言葉の裏には、「お金持ちになる方法が分からない」「お金持ちになるための努力が面倒」「お金のことばかり考えている人は嫌」という本心が隠れています。本当はお金に対してどんな考えを持っているのかを分からないままお金を避けていると、「お金が貯まらない。お金が集まらない人」になってしまいます。

自分を変えるために必要なのは、夢や目標をより詳細に具体的にすることと、それを実行可能な計画にし、実際に手や足を動かすことです。しかし、意識の上で「ダメだ」と思ってしまうと、なかなか上手くいきません。自分を変えるためには、自分の意識の整理も必要です。ここでは、囚われがちな意識の改革と、夢を実行に移すためのステップを見てみましょう。

集団には、意見が極化しやすい傾向があり、集団特有の規則が出来上がると、互いに意見を言いにくい集団ほど規則を破る人間に対する罰則が厳しくなっていきます。いじめ、ハラスメントを助長させる原因には、こうした集団の意見の極化と、「傍観者」による「無関心」があります。

将来への漠然とした不安や不満に支配されると、どこにいても、誰といても感じる「孤独」を強めてしまいます。周囲の人に理解されないことで感じる「孤独」の中でも、話し合いや時間によって解決できない孤独は、放置するとどんどん強くなってしまいます。

幸せには、「他者と比較して恵まれた状態にある」という意味が含まれているため、他人基準のものさしになりやすいものです。しかし、本当の幸せとは、自分が満足する瞬間が多い世界に身を置くことであり、他者と比較していてはその幸せは得ることができません。

敏感で繊細な人のすべてが良心的な人ではありません。良心的な敏感な人は責任感が強く気づいたことにすぐ反応して誰かを助けてしまい、微笑みを絶やさない一方で、神経質で自己中心的な敏感な人は「自称敏感な人」であることが多く、自分が気に食わない時には苛立ちを隠せません。

「人に受け入れてもらえない」と感じると、人は孤独を強めていきます。好きで一人でいることは孤独ではありませんが、辛く寂しい孤独は放置してはいけません。生き辛さを強めるだけでなく、人生を悪化させる可能性があるからです。

好意を悪意に取られたり、褒めたら皮肉で返されると嫌な気持ちになりますが、周りの人間全てが敵であると思っている人は、全てを悪意に受け止めるようになります。

一言多い人、失礼な発言を平気でする人の中には、それが失言だと気付いていない場合もあります。相手が本質的に悪い人間でない場合には、気づきを与えてあげる事で、態度が変化します。本質的に悪い人間かどうかを見抜くためにも、対処法を実践してみましょう。

常識やみんなという考え方は、安全に楽に生きるためにあるものです。それを守っている限りは命が保障され、危ない目にあう確立が減るのです。しかしその常識を創りあげる第一人者は非常識な人です。常識を疑う人が次の常識を創っています。

モラハラをする人は、自分は好きな所に連絡もせずに出かけるにも関わらず、相手に対してはそれを許しません。何も悪いことはしていないなくても、まるであなたが悪いかのように責め立てて、飲み会や交友関係を制限しようとするでしょう。

泣いて責任逃れをするくせのある人には、自分が一番という思想が根底にあります。さらに、「かわいい」を武器に生きてきた人が多く、年を取っておばさんになり、厚かましい、ずうずうしい人と言われるまで、自分が他人に疎まれているなどということには気付きもしないのです。そんな人たちに正論は通事ません。ならどうすればいいのか？

自分でやらずに押しつけることに慣れている人には感謝の心などありません。手伝ったり、助けたりすればするほどに、どんどん押しつけてくるのです。放っておくと、どんどんエスカレートして、業務や雑務のほとんどが、その人のためになってしまうかも。

帰りが遅いと怒られ、仕事で女性と連絡を取ったら激怒される。納得できないのは、やましくないと思っているからでは？　違うんです。それ。やましいことがあるから怒られているんじゃなく、不公平だと思うから妻は怒っていた！

自分に都合の良い言い訳をする人には、責任感と客観性が欠けています。こうした人は、他人に責任を押しつけることに躊躇はありませんし、感謝もありません。都合の良い言い訳ばかりして、動いてくれない職場の人や知人、親族に困っていませんか？

マウンティングする人には、3つのタイプがいます。何でも自分が一番の女王様タイプと、自分は特別な存在だと信じている異邦人タイプ、そして、他人の手柄を自分の事のように自慢して回る二人羽織タイプです。それぞれに、マウンティングの特徴と対処法があります。

生きようとする力と、誰かに支えてもらえる生かされる力の両方が合わさって生きる力です。そのどちらも欠けている時に、本当に生きる力がなくなってしまいます。人に合わせたり、人に使われたりするほどに生きる力は減ってしまいます。本当は自分がどうしたいのか分からなくなっているだけかも知れません。自分を知って、生きる力を取り戻しましょう。