怒りをコントロールして幸せになる具体的な方法

怒り コントロール なぜ ムカツク 対人関係
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怒りと向き合い楽に生きる方法

 

ムカツク! イライラ! が発生する原因とは何か

 

怒りには、2種類のタイプがあります。

 

自己防衛の為の怒り期待から生じる怒りです。

 

誰にでも、自分の失敗を隠すための咄嗟の反応として、泣く、うろたえる、呆然とするといった反応以外に、つい怒りで返してしまったという経験はあるでしょう。

 

それが、幼児のうちに消えた人もいれば、小学校、中学校と学校で人間関係について学習するうちに消えていく人もいますが、中には、いつまでも、怒りを防御反応として使用してしまう人がいます。

 

一方で、他者への期待で怒る人というのは、「できる人」に多いものです。

 

自分ができるのだから相手もこれくらいできるだろうと思っていたり、要求する水準が他者より高いために、その水準に満たない人に対して怒りを感じてしまうのです。

 

ごく普通に生活している上では、そうした「できる」「できない」の差に対して寛容でいられる人でも、仕事や趣味など、熱心に没頭していることに対しては、どうしても怒りが抑えられないといったことはあります。

 

この場合、注いでいる熱量が他人とは違うとも言えますし、注いでいる方向が違うともいえますが、一概に、怒っている人に落ち度があるとは限りません。

 

ただ、何度も怒りを感じるうちに怒りやすくなり、怒ることに慣れてしまうと、そこまで言わなくても良いという場面でまで怒りを込めた発言をしてしまったり、他者を排除して、孤立してしまう可能性があります。

 

どちらの場合にも、怒りがマイナスにはたらいてしまうのは、怒りを上手くコントロールできていないからで、怒りという動作の使い方を間違っているからと言えます。

 

自己防衛として怒りを使ってしまう人

 

自己防衛が激しい人、つまり、プライドが高く、自分の失敗を認められない人には、攻撃的な人が多い傾向があります。

 

少しでも自分の落ち度に関わる発言がなされると、素直に失敗を認められないために、急に怒り出してしまうのです。

 

「これ、間違ってるんじゃない?」

 

と指摘しようものなら、

 

「は? そんなこと教わってないし」

 

と、反応したり、明らかに不機嫌な態度で無視してしまう人の場合には、自己防衛が怒りの反応として使われています。

 

恋愛においても、こうしたことはよくあります。

 

気に入っている子に声をかけてみたら、「私、彼氏がいるんです」と返され、カッとなって、「いや別に、お前になんて興味ねーけど」と切れて返してしまう。

 

あらゆる場所で、自分が期待したものと違う反応が返ってきたり、自分が失敗したと感じると、怒り出す攻撃性のある人の怒りには、たいてい正当性はありません。

 

人間関係を柔軟に、スムーズに勧めたいのであれば、むしろ、そこでは怒らずに、素直に謝ってみたり、「そうだよね、あなたみたいに魅力的な人に、彼氏がいないわけないよね」と、一言褒めて返すなど、プラスの反応をした方が人としての評価はむしろ上がります。

 

しかし、それができないのは、単に感情の面が未成熟だからです。

 

長期的な視点で見れば、こうした、怒りで反応を返すという動作は、自分の評価に対して明らかにマイナスになります。

 

人々が周りから離れていったり、ますます自分の意志が伝わらないなど、マイナスな要素が増えていくでしょう。

 

しかし、それでも、怒ることを止められないのは、失敗や、苦痛から学ぶべきタイミングで、「怒り」という攻撃性を利用し、そうした大切な経験を跳ね返してしまうためです。こうして、人間として成長するチャンスを潰してしまうと、円滑な人間関係に必要な能力が育たなくなります。

 

期待値の高い人の怒りは比較的簡単にコントロールできる

 

攻撃性のあるタイプの怒りというのは、自分自身でコントロールできない人の怒りです。そうした人々は、怒りをコントロールする以前に、怒りを呼び起こした失敗や、苦痛を受け止める訓練からはじめなくてはなりません。

 

しかし、期待値が高いゆえに怒ってしまうという人の場合は、怒りのコントロールが自由にできます。

 

怒りが込み上げて来た時に、まずは冷静に、自分を上から眺めてみることが大切です。

 

そもそもこの場所で、「怒る」ことが効果的に機能するのかということを判断する時間をつくることが大切なのです。

 

「怒る」ことを表現することは、エネルギーがいる割に、効果が低いものです。あなたが、心から楽しんで怒っているのでない限り、嫌な思いをしながら怒りを表現することになります。しかし、怒ったところで相手は何も変わらない、それどころかこちらの評価が下がったり、嫌がられたりといった弊害の方が大きい場合が多いでしょう。

 

今、あなたが何かに怒りを感じている時に、考えるべきは、「何の期待を裏切られているのか」という事実だけです。

 

プロジェクトを達成させるための作業の足ばかり引っ張られて怒ってしまう場合には、共にプロジェクトを達成したいという期待がある事になります。

 

家事や育児に協力的でないからと怒ってしまう場合には、家事、育児に自分が期待するように協力して欲しいと思っている背景があります。

 

ほめてもらえると思ったポイントで、文句を言われた場合には、良いことをしたと理解してくれると思ったのに、と相手の反応への期待が裏切られたと感じています。

 

この時に、あなたが何を変えられるのかといえば、「自分の態度だけ」です。

 

自分だけしか変えられない状態で、本来自分が達成したい目標、例えば、プロジェクトの成功、スムーズで的確な家事育児、自分のしたことを評価してもらうこと、これらについてどうすればそれが達成できるのかを考えることが大切です。

 

例えば、怒った場合、これらの期待している事を達成することができるでしょうか。

 

滅多に怒らない上司が、目に余る失敗をした部下に対して「怒り」というよりも「叱り」に近い表現をした場合には、効果的なこともあります。

 

いつも受け身で、なかなか怒ることができない人が、あまりの理不尽に耐えきれずに「怒り」を表現することで、効果があるということもあるでしょう。

 

しかし、期待をするくせのある人というのは、怒りを感じたり、表現してしまうこともくせになっていることが多いものです。

 

そのため、「怒り」というパフォーマンスは有効にはたらかない事がほとんどです。

 

それよりも、プロジェクトを成功させるためには、適切な割り振りをして、相手を育てる方法を考える、または、育てることが義務ではない立場の場合には、あえて相手のことを深く考えず、期待もしないといった方法を採る方が、目的達成の近道になります。

 

また、いくら言っても聞かない夫や妻に対して家事育児を頼むよりは、外部に依頼し、金銭の負担をしてもらう、自分が家事育児の手を抜く、相手の基準に合わせるといった方法を採る必要があるでしょう。

 

また、期待していた反応が得られない場合や、自分の思うような評価が下されなかった場合には、例えばそれが客観的にはいかに正当なものであっても、評価そのものを外部に委ねることを止めた方が良いです。周りの人から思うような反応が得られなくても、へえ、こんな反応もあるのか、ぐらいに軽く受け止めた方が良いです。なぜなら、1人の人と向き合って、正当な評価を得続けるというのは無理なことだからです。

 

人には、気分があり、波があります。その波長が合わない時に、あなたに取っては何でもない話が、相手にとっては怒りの琴線に触れた話で、どうしても受け入れられないということはありますし、あなたの話を聞くどころじゃないといった時もあるでしょう。

 

期待の高い人は、その期待は自分にだけ向けるようにして、自分の目標達成のために使用すべきであり、他者にそれを押しつけないようにするのがベストです。

 

怒る感情そのものを止めることはできない

 

怒らないようにしたい。と考える人もいると思うが、怒る感情がわき上がることそのものを止める方法はありません。ないというより、怒る感情そのものを止めてしまっては、生きることの弊害にすらなります。

 

怒りには、生存本能としての自己を防衛する機能があります。

 

怒りというのは、命が脅かされないための自分を守る機能でもあるので、その怒りの原因を探ることで、自分が何を求めているのかが見えてくる大切な指針でもあります。

 

怒りが込み上げることを常に我慢していたり、押し込めてばかりいると、無気力な人間になったり、依存型の人間になる恐れがあります。

 

しかし、日常では、怒ることに慣れている人に怒りを当てられるというトラブルが多いものです。

 

「叱られる」ことであれば仕方がないということもありますし、自分に非があって相手の怒りを爆発させてしまうことも時にはあるでしょうが、恒常的に怒られたものでは、怒りの理由などどうでもよく、怒られるという事実から逃げ出したくなるでしょう。

 

周りの人にとっては、「怒ること」がくせになっている人や、怒りのコントロールが全くできず、自分を守るために怒りの反応ばかりを繰り返す人を相手にするのは、簡単な事ではありません。

 

自分の怒りをコントロールするために出来ることのまとめ

 

怒りの中に期待がある人の場合

 

怒りの発生源は、期待です。

自分が本当は何を成し遂げたいのかを考える事で、怒るという手段がそれに有効でない場合には、他の方法で目的達成するように方向転換をしましょう。

 

ほとんどの場合、怒ることが有効に働かないことを認める事で、別の方法を考えられるようになります。

 

何でもつい怒ってしまう人の場合

 

承認欲求の強さの表れでもありますので、まずは自分のメンタルを見直す必要があります。

客観的に物事が見れるようになるまでは、修業と思い、怒りを感じたらとにかく冷静になり怒らず、なぜ自分が怒りを感じたのかを分析してみることが大切です。

自分に非があると認めらるようになると、怒りではなく、謝罪や気の利いた言葉が口から出せるようになり、怒りをコントロールできるようになっていきます。

 

怒る=大声で叱責する ではありません。怒りの表現が激しい人は、それ自体が問題であることに気づく必要があります。

 

他者の怒りをコントロールする方法

 

相手の怒りが正当でない場合には、ほめる、共通項を持つ、関わらない、権威ある機関に訴えるなどの手段を取ります。それらが有効でない場合には、逃げるしかありません。

深入りしてしまうと、自分が傷付くことになりますので、適度に距離を置くようにしましょう。

 

それでも、怒ることは大切なこと

 

怒りが湧くということは、生きる力であり、自分を守る力である事は間違いありません。

怒ることができる人がいる一方、怒ることが上手にできない人もいます。

 

こうした、怒ることができずに損をしてしまう、自分の事がうまく伝わらないという人は、自分が怒りを感じた時に、それを表現する術を学ぶ必要があります。

 

怒りを表さないことで、嫌がる行為でさえ「受け入れられている」と勘違いする人は意外と多いものです。

 

また、自分は怒りを表現しているつもりでも、相手には伝わっていないということもあります。相手の不快な表情を読み解くことに長けたひとがいる一方、表情も、言葉も、しっかりと「怒っている」ことをアピールしないと通じないこともあるのです。

 

怒りの中に眠る自分の感情を理解し、自分が何をしたいのかを知ること、怒りと向き合うことこそ、幸せと成功への道筋となります。

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