ルールやマナー違反に「何で」とイライラする人が怒りスッと消す方法

ルール違反 何で 人生を変える思考法
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ルールやマナー違反にイライラする人は共感力が高過ぎる優しい人

怒りやイライラはムリにおさえる必要はない! 怒りは大事なサイン

人は、防衛本能がはたらく時に怒りを感じるようにできています。

怒りとは、ホルモンの作用です。一瞬の間に怒りホルモンが分泌されることでカッとなり、「何かが間違っている!」「これは納得できない!」という状況を察知し、危険を回避するためのサインとして、怒りやイライラという反応を起こします。

 

怒りの多くは、正しい形できちんと解消されれば消えていきます

けれど、もしも間違った方法で対処してしまうと、怒りはストレスとなり、時間をかけて身体を蝕むことにもなりかねません。

 

怒らない人の方が好ましい人というイメージがありますが、怒らない人が全て怒りを感じていない訳ではありません。怒りを感じないことと、怒りを外に出さない事は全く違います。怒りを外に出さないための倫理的な判断能力は必要ですが、怒りを感じない人間になることは、むしろ危険な事です

 

身体に傷が付くと、人は痛いと感じます。これは、痛いと感じる事で、血が出ている、治療を必要とする病気があるという事を知らせるサインです。この痛みを感じる能力がなければ、痛いことにも、苦しいことにも気付けないために、生き残る確率が低くなります。

 

怒りもそれと同じで、身や心の危険を気付かせてくれる大事なサインです。そして、それだけでなく、怒りというのは物事を推し進めるための、大事なエネルギー源でもあります。

 

理不尽さからくる怒りは、人を動かすパワーになるのです。

怒りがなぜ発生しているのか、何について怒っているのかを正確に判断し、上手く怒りを利用すると、自分はストレスに悩まされることなく、しかし、怒りが教えてくれたヒントを利用することで仕事や勉強で結果を出すことができます。

ルール違反にイライラするのは、正義の基準が人それぞれ違うから

世の中には、様々なルールが存在します。強盗や殺人のように、法律というルール違反で逮捕される明らかな犯罪の他にも、日々の生活の中には、マナーに近いルールやみんなが守ることで安全が確保されるルールが至る所に存在しています。

 

車を運転する時には、法定速度を守ることが推奨されます。しかし、実際に法定速度を遵守して走る車はほとんどありませんし、むしろ、法定速度で走る車は後ろから追い立てられます。このように、ルールを頑なに守ることで周囲から疎まれることがあるのは、誰もが日々感じる事ではないでしょうか。

 

電車に乗る時、線が書かれていてもライン上で待たない人がいますし、ドアから下りる人がいるにも関わらず、ど真ん中に立って通り道を塞ぐ人がいます。こうした、「え? ちょっと考えたら分かるよね?」と思うルール違反は、人それぞれの正義の基準が全く異なる事で起こっています。

 

正義というのは、何かの基準に沿って決まります

 

例えば、会社の規則に忠実な人がいます。この人は、「友達のために社割で物を買いたい」とお願いしてきた人に、「それはだめです。自分が利用する分と家族以外は規定外なので売れません」と言うかも知れません。この人は、会社が定めたルールや規範こそが正義だと思っていますし、それを守ることが会社全体の利益に繋がると思っています。実際、会社を運営している経営者からは喜ばれる人材かも知れません。

 

しかし、社会では、こうした人は融通が利かない、と疎まれることもあります。

なぜ疎まれるのかというと、ごく普通と言われる人々は、会社のために尽くす忠実さや正義は持ち合わせておらず、自分や家族を守ることこそが正義だと思っているからです。

法律違反はダメだけれど、ちょっとしたマナー違反やルール違反は、家族や自分のためなら許させるし、許されるべきだという正義を持っている人にとっては、自分や、自分の子供が何よりも優先すべきことであるかも知れません。

 

破っても良いルールや、してもいいマナー違反の範囲は、人によって違いますが、ほとんどの人にこうした破ってもいいルールが存在するはずです。

違法ダウンロードで映画を観る行為や、人がいない場所での信号無視などは、その典型的な例と言えるでしょう。

このように、完全な法律の違反者にならない範囲内では、ゆるいルールの上で生きている人もいるし、厳しいルールを敷いて生きている人もいるのが現実です。

もしも、法律やルールの全てを、徹底して誰もが守っている世界であれば、イライラする事はありません。しかし、人によって守る範囲が違うからこそ、自分の正義に反した行為を目撃すると、怒りを感じてイライラするのです。

正義と善行は全く違うことを知ろう。善と悪には実は基準が存在しない

正義は、ある基準を後ろ盾にした行為と言いました。つまり、法律を完全に遵守する、社則を全て守るなどの規則遵守型の考え方です。

しかし、善行と言われる、親切心やマナーは、人によっては善で、またある人にとっては悪であるという、とても曖昧なものです。

自分は良いことをしたつもりなのに、相手に嫌がられたという経験のある人もいるでしょう。親切が、相手に取っては迷惑になることもあるのは、これには明確なルールなどによる後ろ盾がないからです。

公共のトイレで、トイレットペーパーが無くなりかけているから、取り替えておこうと思う人もいれば、無くなったらそのままにしておく人もいます。

これは、前者は気の付く人だという印象は与えますが、後者の人に何か問題がある訳ではありません。

みんなで一緒に作業をしている時に、もたついている人を助けてあげると、感謝されることもあれば、嫌な目で見られることもあります。

作業ができないからこそ、時間をかけてでも自分でできるようになりたい人にとっては、自分の作業を奪われることは、悪の行為です。しかし、もたついている事で周りから向けられる視線から逃れたい人にとっては、助けてくれる人は善意の人です。

このように、善い行いには、絶対的な基準がないため、自分が率先して親切な行為や善行をする場合には、必ず拒否される可能性を頭に入れておく必要があります

 

親切な行為をしたいという背景には、「自分ならこんな時にはこうしてもらいたい」という思いなど、自分なりの善意の基準があるはずです。それが世の中の8割の人に受け入れられ、2割の人には拒否される行為であった場合、多くの場合は感謝されることになります。

 

ただ、まれに、拒否されたり、嫌がられたりすることもありますが、その時には、今回は自分が間違った行為をしていると認めなくてはなりません。相手が拒否することが信じられず、イラっとしたり、悲しくなったりするかも知れません。それは、自分が正しい事をしているという思い込みがあるからです

 

例え善い行いであっても、相手に100%受け入れてもらおうと考える事や、拒否した相手を疎ましく思うことは、転じて悪行となってしまいます。自分が満足するための結果を、親切な行為に求めないことも、怒りやイライラから解消されるための方法です。

 

表情や態度から、相手がどんなタイプかを読めるまでは、こうした、相手に拒否されるという失敗は必要な失敗です。こういう考え方もあるのだな、と勉強になったと考えるようにしましょう。

 

しかし、拒否されることがあると思うと、親切なことはしない方が良いのだろうか、と考える人もいると思いますが、親切な行為というのは、自分の為にするものです。自分は、こうされたら嬉しい、こういう考え方の人が増えたら良いと思うことや、そうした行為を広めるのは自由な事です。

 

それを相手側には拒否する自由もあるということを念頭に置かなければならないというだけです。あえて何もしないというのは、救われるはずの8割の人や、親切な行為をして感謝されて温かい気持ちになる日の自分まで捨ててしまうので、もったいない行為とも言えるでしょう。拒否されてもいいや、という気持ちで親切な行為をするようにしましょう。

怒りを感じても無駄な時には、即座に頭を切り換えよう

例外を除いて、基本的にはマナーやルールを守ることは社会を安全にします。時間を守ることや、交通ルールを守ること、推奨されるマナーを守ることは、自分も、相手も守り、トラブルを防ぐための予防行為です。

しかし、マナーを守ることにばかり固執してしまうと、イレギュラーな出来事に弱くなり、事情があってマナーを守れない、ルールに従えない人を強く嫌悪する人が増えてしまう可能性もあります。

しかし実際には、ルールやマナーを守る人はたいていの場合、いつでもしっかりとルールを守る優しい親切な人が多いもので、他者には寛容であることが多いものです。ただ、明らかな違反者には、ルールを守る人だからこそ強く怒りを感じやすい傾向があります。

電車に乗っていると、マナー違反を目にすることが多くなりますが、こうした怒りを感じやすい人は、必要のない時にまであらゆる所に目を配っている傾向があります。

乗車や降車を常に見ていると、その度にイライラすることがあるような場合、そうした状況を目にしない努力が必要となります。

共感力の高い人は、困っている立場の人を見るとすぐに感情移入してしまったり、迷惑な行為をしている人を見ると、離れた場所にいるのに、まるで自分がその人に迷惑をかけられているように感じてしまいます。

異常な程に人が多い都会などでは、普通の基準を超えて、はるかにマナー違反やルール違反があります。それを見る度にイライラして、怒りを溜め込んでしまうと、ただ嫌な思いを積み重ねて損をするだけです。

何もかもを自分で背負おうとはせず、時には音楽で耳を塞ぐ、目を瞑るなどの行為で自分を守るようにしましょう。元から共感力の高い、ルール違反やマナー違反に敏感な人は、そうした状況を見過ぎているのかも知れないという事に気付きましょう。

怒りは電気。電波となって互いに感電することを知っておこう

人間の神経系統は、電気でできています。「空気が変わった」という言葉があるように、空気を伝って電気信号は伝わります。

実際、人には相手の怒りを感じる能力があります。そのために、相手が怒っていると感じると、こちらも不安になったり、怒りやすくなるように、過剰な電気は相手側へと伝わってしまうものです。逆もまた起こりやすく、自分が怒ることで、相手も怒りを感じやすくなります。

満員電車などで、誰もがイライラしていると、自分もイライラし易くなるという事実を知っておくと、誰もが疲れてるんだな、嫌だと思っているんだな、と感じ方が変わります。

疲れる場所には行かない、関わらないことは根本からストレスを取り除く方法ですが、それが出来ない場合には、相手がどんな人かを知る努力をすることで、イライラを解消する方法があります。

もしも、全員知り合いで満員電車に乗っているとしたら、人はそこまでイライラしません。少し触れあったとしても、何とも思いませんし、笑いながら会話をしている間に、目的地に着くでしょう。

しかし、他人であるにも関わらず、互いの不満やイライラによる空気を伝うコミニュケーションを無理矢理取ってしまう事で、人はイライラするのです。

目を瞑る、音楽を聴くなどで対処できない場合には、いっそ、目の前の人と勝手に知り合いになってしまいましょう。この人も大変なんだろうな、どこに勤めているのかな、などと勝手に考えて親しくなるつもりで過ごしてみると、満員電車をどうにかやり過ごせることもあります。

 

マナー違反やルール違反、自分にはどうにもできない満員電車や遅延などは、イライラしたところで、目の前の事情を変えられる事はありません。「間違ってる!」と思うからこそイライラしているのだという事は分かるので、マナー違反をする理由を考えてみたり、こんな人もいるのだなあと思ってみたり、見ないようにしたり、車両を移ったり、イライラし続けることに意味が無い事を、自分の頭に教えてあげましょう

 

イライラの原因がどこにあるのかを見抜くことで、ストレスを溜めないようにすることが大切です。イライラの仕組みを分かっていないと、とにかくただイライラし続けて、それで本当に体調を悪くしてしまうこともあります。

寝たら忘れた、は本当だった! ストレスを溜めないためにできること

質の良い睡眠が取れることで、怒りが消えるのは、睡眠には記憶を適切に処理し、感情を整理する作用があるからです。睡眠は、記憶を適切に消し去ってくれます

怒りすぎていると眠りに付けないのも、悲しすぎることがあると眠りに付けないのも、まだその怒りを忘れたくない、悲しみを忘れたくないと感じているからであると言われています。

 

しかしこれは、緊張ホルモンのせいなのです。緊張ホルモンは、恐怖に対応するために出てくるホルモンです。本来は、事故を回避するための一瞬の間の危機回避に使われるホルモンです。

しかし、この怒りのホルモンが増えすぎてしまうと、頭を覚醒し、目覚めさせるホルモンの影響で眠れなくなります。

とても悲しい出来事があった場合に眠れないのも、同じように怒りホルモンが出ているせいです。悲しみの奥には、どうして世の中にはこんな酷いことがあるのかという怒りが隠れているなど、必ず怒りの感情が隠れています。

そのため、論理的に頭で考えて、怒ることが無駄だと納得させる、頭の処理を行いましょう。それから、ゆっくりとお風呂に入る、ハーブティーを飲む、適度に運動するなど、身体の調子を整える行為が役に立ちます。

 

悩み事は、真っ昼間の、満腹な時に考えろ、と言います。

これは、太陽が輝くような明るい日差しの下で、さらにお腹が一杯の状態でもまだ悩めるなら、相当な問題だという事でもあり、実際、そんな状態でなかなか真剣に悩めるものではないという意味です。

イライラすることや、思い通りにならない事があった場合には、筋道の通った理由を付けて、後は、自分の心が自然にその出来事を忘れるまで、好きなことや、自分にとっての大切なこと、すべきことのために時間を使うようにしましょう。「怒っている時間が無駄」と思うことで、その無駄な時間を、勉強や仕事、自分を磨くための時間に使うことが大切です。

怒りには、集中力を高めるホルモンの効果もあります。怒りを感じたら、勉強をする、仕事に熱中するなどという形でホルモンの効果を別方向に向けましょう。ただ、いつも怒りを感じていると、常に覚醒状態になってしまうため、怒りに支配されかねません。バランスを大切に、怒りを感じたら、すぐに無駄な怒りを解き放つように心がけましょう。

 

ルールやマナー違反を無くすことが到底無理なのは、正義と善の感覚が人によって違うからという理由でした。こうした正義や善悪の違いを無理に受け入れる必要はありませんが、もったいない時間の使い方をしないようにするために、相手を曲げようとすることや、それに囚われる日々を過ごさないようにしましょう。

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